2004-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「ギャングスターウォーカーズ」作:吉川良太郎 isbn:4334075541 澁澤龍彦的というか、大量のガジェットを投入するところがこの人の小説の一つの魅力。元ネタ探しも面白い。 「……まるでサイエンス・フィクションだ」 「残念、ノンフィクションだ」 なんてい…

「GUNSLINGER GIRL」(3)作:相田裕 isbn:48402266229 トリエラとピノッキオの戦闘シーンはなかなかの出来。 あとは、相変わらずの鬱展開。

「BSマンガ夜話」 今回のシリーズは、全体的に夏目房之介がやる気なかった。あと段取りもあまり良くなかった。 笹峯あいの場合は、あれが持ち味なのかもしれないけれど。 さて「ブルーシティー」作:星野之宣。 岡田斗司夫が7割ぐらいしゃべっていた。 個人…

昨日書いたことの続き。 以前テレ東文化圏という言葉をどこかで見かけた。 その外にあっても、多分、文化放送文化圏みたいなものが全国を覆っていたと思うのである。 「アニメスクランブル」なんかがその代表の番組であったと思う。 また関西の「おたく」な…

「BSマンガ夜話」「自虐の詩」 昨日はバイトでリアルタイムでは見ることが出来ず、ようやく見た。 全員がそろって誉めまくり。確かによく出来た作品だとは思うし、それなりにぐっと来なくもない。 ただ、どうも私は3分の1みたいだ。 今日は「ブルーシティ…

いろいろオタク話はあるけど、基本的に関東圏の話ばかりで、地方の話はあまりない。 http://members.at.infoseek.co.jp/toumyoujisourin/es11.htm ぐらいしか知らない。 ネットが普及するまで、ラジオが果たしていた役割というのは結構大きいと思う。 確か佐…

「あなたの遺産」作:あびゅうきょ isbn:4344803671 2冊の過去作品集の復刻。 矢鱈と細かい書き込みから少女キャラが顔だけ浮いている。多分顔が他に比べて白いからなのだろう。 「TOKYO RAIDERS AT 1986」は、あとがきにもあったように、日本にも余裕があ…

「いばらの王」(3)作:岩原裕二 isbn:47577117709 話が進む様でいて、結局それほど進んでいない。 でも、丸いから許す。

No.4 「ま」

「BSマンガ夜話」 昨日、一昨日は未読の作品だったので、今日からは非常に楽しみ。 昨日の「小さなお茶会」がオタク第一世代に多大な影響を与えたというのは良く分かったのだが、それと「セカイ系」との差異が何なのかというあたりは検証してみると面白いの…

「プラネテス公式ガイドブック」監修・幸村誠 +モーニング編集部 isbn:4063348458 以前クイック・ジャパンに載っていた短編(5P)を収録。 宇宙に関するそこそこの薀蓄を楽しめる人にはどうぞと言った感じ。 関わったライターの数が多い様で、そのためにこ…

「男ロワイヤル」作:小田扉 isbn:4872338243 帯に”プリンス・オブ・含み笑い”というアオリがあって言い得て妙である。 ギャグに何か言っても寒いだけなので、満足度をつけると100点だということにしとこう。

「ブラックジャックによろしく」(8) 作:佐藤秀峰 isbn:4063289362 治らないがんについては、結局ホスピスの充実でという形での解決しかないと思うし、この落とし所しかないのだろう。 身近で似た経験をすると、流石に、単に「泣く」為にこの物語を消費する…

「プラネテス」(4) 作:幸村誠 isbn:4063289370 第一部完。多分第二部はないんだろうなあ。 先ず、最終話における「愛」の混同について。 聖書の原本を記したギリシャ語の世界では、「愛」には四種類のものがありました。エロス(性愛)、ストルケ(家族愛)、…

「マルドゥック・スクランブル」(1)〜(3) 作:沖方丁 isbn:4150307210 isbn:4150307261 isbn:415030730x ある意味ご多分に漏れず、他の作品は未読の作家。 フリガナを使った洒落はそれなりに面白かった。おそらく作者は英語の小説をよく読んでいるのだろう。…

「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」 婆さんを見る為だけに行ってもいいかも。 それがピーター・ジャクソンの本来の持ち味なわけでとかいう話は脇に置いておく。 映像美に関しては、見ている間中、脳内で変な汁が出っぱなしであった。 狼煙のシーンなど特…

「栞と紙魚子 何かが街にやって来る」作:諸星大二郎 isbn:4257904941 一見怖いようでいて、その実笑える所満載である。 問答無用だ 行け 水晶ドクロ(ガラス製)! なにを 負けるな 古伊万里(贋作)! とかなかなかいい味だと思う。「魔術」みたいに純粋に恐怖…

「下町狂い咲きキネマ」原作:猪原大介 画:オオシマヒロユキ isbn:4785921528短編集。 絵は、いかにもな萌え系。血が描けないのはアトムの命題だけれども、このポリゴンはなあ・・・。 絵自体としては好きな分類で、特に「中庭」にでてくる那津子は良い。 …

今月号のゲームラボによるとfate/stay nightの初回版は推定で10万本生産されたらしい。 大分前に「おとなのしくみ」で、どんなに売れても10万本みたいな話を読んだ記憶がある。 つうことは、市場が広がったのか、普段買わない人達が買ったのかどっちなの…

NO.3 み

「SFが読みたい2004!」 ISBN:4152085452 SFでもファウストみたいなのを出せるよ、というのがぼくたちのリアル・フィクションの意図だったらしい。 秋山瑞人、冲方丁、小川一水の三人の対談は、創作裏話やら、今後の予定など含めて、なかなか面白かった。

「FATALIZER」作:小林立 isbn:4861270146 代わりにこれを買ってしまった。 それなりに美味しい設定、キャラ立てなのに、マンガとして見たときに演出が下手。 というか後半詰め込みすぎ。 見せ方については、まだまだ伸びしろがあると思う。

「立喰師列伝」(ISBN:4048735160)を買いに行った所見つからず。 しょうがないのでアマゾンで注文。

「波状言論」 これだけ情報量が多くて150円はお得です。 「crypto-survival noteZ」 ダルコ・スーヴィンて誰ですか。 つうか高。 http://www.kokubunsha.co.jp/archives/ISBN4-7720-0026-7.html 「社会学の現在、宮台真司の現在」 誤植もあるけど、文字起…

今日のタイガースvsファイターズの試合をGAORAにて観戦。 ピッチャーはどちらも微妙な出来。 というわけで、バッターであるが、キンケードは良かった。 アリアスの流し打ちは、当てただけな所があるけどキンケードはしっかりライナーを打つことができる…

「野性時代」Vol.4 「ぼくの わたしの まえのこと」(1) 作:西原理恵子 ものすごく「ありがち」な話。とはいえ西原理恵子の手にかかると素敵な作品となる。上手いなあ。 「アンラッキー ヤングメン」作画:藤原カムイ 原作:大塚英志 たった13p。単行本が…

「マンガ原稿料はなぜ安いのか? 竹熊漫談」 ISBN:4872574206 を書店にて斜め読み。 中上健次の遺作は、たなか亜希夫が作画をしたマンガ原作で、小説形式の原作が存在したらしい。

「とどのつまり・・・」作:押井守 画:森山ゆうじ isbn:4197701047 「イノセンス」のおかげで復刻された作品。 押井節が十全にあふれている。 矢鱈長い科白に、いじ汚い食事、あげくの果てに目的を見失う主人公。 マンガとしてもグルグル動くカメラアングル…

「別冊文藝春秋」3月号 「ぼくのエア」第二話 作:滝本竜彦 脳をいろいろチューンして認知を変えるというネタは、きっちりと対談と繋がっていて上手い。 前回対談の意図が分からんといったのを取り消します。 気の持ちようで違って見える世界の描写がなかな…

「ファウスト」Vol.2 「少女漫畫家」 「ハッピーエンド」の写真を見る限りジョージ朝倉は女性である。 黒田硫黄が「大日本天狗党絵詞」(4)でやってたのと同じ様なこと。 こっから大塚英志の私小説論とかに繋がるのだろうか? 「F先生のポケット」 ひらが…