2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『レナード現象には理由がある (ジェッツコミックス)』

いかにもデジタルな背景を多用するのは、機能を使ってみただけのパワポにも似てつまらない。おそらくは、絵の変化もそのせいなのだよな。 ついでに、この表紙と中身の差はなんなのかと。 ビジュアル以外のとこ*1は変わらない良さということで。ただ、「背中…

『ときめきアリス―定本 (LEGEND ARCHIVES―COMICS)』

書き下ろしのイラスト集で、アル中の影響は甚大であったことに改めて気づかされた。

『コミックファウスト (講談社 Mook)』

コミックと銘打っても傾向は変わらず。版型が大きくなっただけとも言う。 値段は、カバーとカラーページの多さでしょうがない。 それも踏まえて、コストパフォーマンスは良かったと思う。

『さんさん録 (2) (ACTION COMICS)』

最後までギャグで済ますのは、ラブコメの王道ではある。

『宗像教授異考録 第2集 (ビッグコミックススペシャル)』

そこそこのところで安定してしまった印象が強い。 飽きが来ているのかも。

『集積回路のヒマワリ (FC gold)』

欠けていることが不満につながるのだから、充足はそのまま欲求の消失へと繋がる、とは必ずしも言えないと思う。 だからこそ、わざわざブディズムなんかが開発されたわけだし。

『BLOOD ALONE 3 (電撃コミックス)』

桜の描き方は不満。

『銭 四巻 (ビームコミックス)』

このマンガに期待するのは情報量なので、この巻のメインである声優編は知っていることばかりだったのがちょっと不満。

『僕はかぐや姫 (福武文庫)』

表題作は、それこそ「百万回」ぐらい語られてそうな内容である。 「線を引いて」みるならば、この物語は「僕」という中性と「わたし」という女性との間の線を越えることに還元されるだろう。 周りに対して侮蔑の視線を送るのは、そのまま自身へと返ってくる…

『シモーヌ・ヴェイユ―その極限の愛の思想 (講談社現代新書 165)』

よくまとまった伝記。

『古い医術について―他八篇 (岩波文庫 青 901-1)』

病態学がメインで、治療にはあまり踏み込んでいない。栄養の重要性については説かれている。 疑似科学への対処法や、文献研究の重要性など現代に通じる所もある。 何よりも面白かったのが、仮定を用いた方法として、ギリシアにおける八綱弁証のようなものを…

『ハローマッチング〈’06〉小論文・面接・筆記試験対策のABC』

明解に書かれていて非常に分かりやすかった。 ついでに、筆者が今月のJコレで早川から本を出しているのに気づいて驚いた。

『大学生の論文執筆法 (ちくま新書)』

小論文対策に少しお勉強中。 前半に書かれている豆知識は大体持っていた。 後半の「線を引く」ことの重要性というのは、ナルホドである。使わせてもらおう。

『数式を使わないデータマイニング入門 隠れた法則を発見する (光文社新書)』

大量のdataをmining(採鉱)するということで、「真理鉱山」を思い出すが、本書の趣旨はちょっと違う。 どこを掘ることにリソースを傾けるのかということより、むしろ出てきた法則(=有意差)に対してどういう説明をつけるか、どう予測に役立てるのかという側面…

『ネムキ7月号増刊 観用少女特集号』

単行本未掲載作品が収録されているということで。 載らないのは、それなりに理由があったわけで・・・・・・ インタビュー中に、この作品のきっかけは友人から言われた「あんたはロリコンホラーを描くべきよ!」という一言だったという証言があって、これにも納得。

『クイックジャパン (Vol.66)』

今のSFは、冬を通り越して夏であるらしい。 というのとはあまり関係ないのかもしれないが、先日90年代にSF研に所属していた人々に話を聞く機会があった。一番印象的だったのは、それまでにも何度か人数の増減を経ており、消えかけたこともあったらしいという…

『Landreaall 8 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)』

正月のWANKOreaallはこれに対応していたのか、と猫はしかに納得した。

『放浪息子(5) (BEAM COMIX)』

なんとも直接的な。

『NHKにようこそ! (5) (カドカワコミックスAエース)』

原作の到達できなかった地点へ届きそうな傑作の予感が。 ところで、原作者はどの程度の関わっているんだろうか?

『ONE OUTS 17 (ヤングジャンプコミックス)』

魔球なき現代における最後の魔球は、ストレートだった。『おお振り』と同じ結論だったりもする。 ついでに、気に入った科白の引用しとく。 勘違い 大いに結構じゃないか 自身とは『楽観的勘違い』だ (中略) 自身は必ず 力に変わる まさにプラセボ効果の有用…

『女の子の食卓 2 (りぼんマスコットコミックス クッキー)』

湯煎で作るスクランブルエッグは今度作ってみよう。

『さよなら絶望先生(4) (講談社コミックス)』

もう一度。

『ハヤテのごとく! 7 (少年サンデーコミックス)』

連載当初に比べて、かなりキャラの描き方が上手くなったと思う。

『性別が、ない! (2) (ぶんか社コミックス)』

両性具有と性同一性障害の違い。 DSM読むよりは分かりやすい。

『沙流羅 1 (KCデラックス)』『沙流羅 2 (KCデラックス)』『沙流羅 3 (KCデラックス)』『沙流羅 4―The legend of mother Sara 平和の街 前編 (KCデラックス)』『沙流羅 5―The legend of mother Sara 平和の街 後編 (KCデラックス)』

ケンシロウを女性にしたら、という思考実験。胸当てと北斗七星だしね。 状況説明はあくまで背景でしかない上に、このハエの止まりそうなパンチはなんなのだろう。 完結セットで買ったのに、打ち切りの後で再開されてあと2冊あるらしい。続きはいいや。

結婚式

三次会のカラオケで「強く儚い者たち」を熱唱した新婦に本当の強さを感じた。

世界が広がった

当社比で1.67倍(1024×768→1280×1024) BENQという聞いたことも無いメーカーだけど、安かったので良し。 価格.COMで調べたら、最安値と200円ばかりしか差がなかった。駅前のドスパラは素晴らしい。

困った

四年間一緒にすごした相棒が、ついに逝ってしまった。 先週あたりから、気絶して顔を真っ白にさせることが多かったのだが、そのたびに痛み刺激を与えることでなんとか意識を保たせていた。 しかし、今日の顔貌にはもはや光耀なく、よびかけにも答えてくれな…

『上手なミステリの書き方教えます (講談社ノベルス)』

以下ネタバレふくむ 作家パートに関しては、抑圧した欲望を意識化するという過程であって、完全に精神分析のフォーマットである。ただ、その描写自体には食傷ぎみである自分がいる。そういうのが読みたくて買ったのに、飽きてしまったのだろうか。 最後の「…

『のだめカンタービレ(15) 限定版 (プレミアムKC)』

完全予約生産ということだったが、書店で普通に並んでいたので、ついつい買ってしまった。 とりあえず、プリごろ太にぎゃぼぎゃぼいわせている。 これまでの話に出てきた音楽については、聞いたことがない曲が多かったのだが、今回のモーツァルトは映画の『…