2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「ぼくらの」(1) 鬼頭莫宏 isbn:4091885020

ベタなロボットモノかと思いきや、そんなことは全くなくて、第5話の終わり方に唖然とさせられた。 「GANTZ」は、アクションシーンがメインだけれど、こちらは15人それぞれの人間模様や、謎解きもまた、これから面白くなっていきそうである。 キャラ設定資…

「残暑」 鬼頭莫宏 isbn:4091885012

私の中で、この人と初期の望月花梨は、子供の悪意を描くのが上手い双璧である。 というわけで、収録作の中では「よごれたきれいな」が良いなあ、と。嗜虐趣味?で、これのどこが「理系」COMIXなのかと、小一時間。

「ラヴ・バズ」(2) 志村貴子 isbn:4785924330

この絵では、オバサンは描けないのだなあ。 ここから何処へいくのやら、サッパリ分からない。

「団地ともお」(2) 小田扉 isbn:4091872328

何というか、あざと過ぎる面白さ。 どうでもよいツッコミとしては、夏服の重さを頭に受けたぐらいでは水中メガネは飛ばないだろう、ということ。 おまけのうちわは、どう保存しようか。

「西洋骨董洋菓子店」(1) よしながふみ isbn:4403615880

辛党でも楽しめる洋菓子マンガ? 洋菓子店がごたごたの解決場所になったり、店員の過去が語られたりする1巻。 レシピ1に出てくるお父さんみたく、今後読書をしていけたらなあ、とか思ったりした。

「特命高校生」 竹内桜 isbn:4592133099

特に新しい風味を感じることもなく。 ベタな伝奇モノです。

「NHKにようこそ!」(1) 滝本竜彦 大岩ケンヂ isbn:4047136360

「ロリオタやろう」に「変質幼女視姦野郎」という漢字があてられているのに笑った。 原作よりも、主人公のダメっぷりが笑うべきものになっていて、これはこれでありなのかもしれない、とは思うがシナリオに関して「才能がある」、という原作からの変更点は余…

ブックオフで105円になる基準

買取から3ヶ月経過したもの 5冊以上入荷したもの→1冊が105円に。 といったことをテレビでやっていた。

「げんしけん」(4) 木尾士目 isbn:4063211622

しおりは大野さん。 ゆるゆるで面白い。 今後は、斑目が「5年生」化でしょうか。

「ゲキトウ」(1) 島本和彦 isbn:4063520757

逆境ナインを再読しないとなあ。 主人公の熱血に対して、現在の周囲の人間は結構醒めている。過去では、あんなにも燃えていたのに。 その化けの皮?がはがされて、イメージだけでは勝てないのか、という所でこの巻は終了。 今後は「今という現在に生き」るに…

「江豆町 ブリトビラロマンSF」 小田扉 isbn:4872338561

ブリトビラロマンSFって、どういう意味なのだろう? トビラはわかるが、ブリって何だ。

「こわしや我聞」(1) 藤木俊 isbn:4091271413

これと上のは似た楽しみ方をできなくも無いわけで・・・。 つうか(・∀・)イイ!! です。

「千夏のうた」(1) きたがわ翔 isbn:408876622

背景が美しくてよいですな。

 「彼は花園で夢を見る」 よしながふみ isbn:4403615589

「彼」(=男爵)を中心として、少しずつ繋がりのある短編集。 表題作について。当初は無表情の男爵の妻ラウリーヌ。それが感情を表に出せるようになったのも束の間、男爵の元恋人で、殺されてしまった妹のことを言われて男爵と目を合わせられなくなる。そし…

 「復活の地」(1) 小川一水 isbn:415030761x

タイトルは間違いなく「復活の日」からだろうと思われる。向こうはウイルスが如何にして人類を滅ぼしかけたか、という話なのに対して、こちらは、大地震によって、社会がどう影響を受けたのか、という話。 敢えて言うなら災害「復興」モノとなるのだろうか。…

「こどもの体温」 よしながふみ isbn:4403615120 この人の作品は、初めて読んだ。 科白の無いコマの使い方が、非常に上手いと思う。 そのあたりの詳細な分析を丁度読んだ所であって、その影響を受けたところもあるけれど。http://www.ringolab.com/note/nats…

「蹴りたい田中」 田中啓文 isbn:4150307628 どうせなら、表紙はまんまパクリをやって欲しかったかもしれない。もしくは、内容に合わせて「輝け!大東亜共栄圏」で行くとか。 「文学賞ブッタ斬り!」に書いてるのは、「あさきゆめみし」ということで良いのか…

「のだめカンタービレ」(9) 二ノ宮知子 isbn:4063404889 今回も笑わせてもらった。

「MISSING GATE」 米村孝一郎 isbn:4894250691 機械描写はまあまあ。 出版が1995年ということで、この当時は「遺伝子」という言葉が流行りだったのだろうか。 どうも、そのノリについていけなかった。

「空の境界」 奈須きのこ isbn:4061823612 isbn:4061823620上巻に頻出する医学系のタームについて。 p42 話では心臓の左心室から大動脈の中間だというから、2尖弁あたりを刺されたか http://www.city.naze.kagoshima.jp/HouseCall/encyc/pix/p0331.jpg 2尖…

雨の中、「空の境界」を買いに行く。ところが、Jコレは置いていないくせに、「凹村戦争」を入荷していた本屋には、「失楽の街」しか入っていなくて、更に遠出。 ファウストの折込チラシには、佐藤友哉の書き下ろし長編が進行中、ということで喜ばしい限りで…

「HUNTER×HUNTER」(20) 冨樫義博 isbn:4088736079 終に、幽白を越えて20巻に突入。 今月末から連載が再開するそうで、まあマターリと待ちましょう。

「龍宮殿」(2) 松永豊和 isbn:4091884423 今回は、未来の魚人世界の描写が秀逸。

「DAI-HONYA」 とり・みき 田北鑑生 isbn:4756108628 旧版の方。 一つの大きなストーリーを、ギャグを継げて語る力量は流石である。一番笑えたのは、「銀雄伝」最新巻の所。 作者自身もどこかで言っていた様に思うが、この人女性を描くのが下手である。HAL子…

http://d.hatena.ne.jp/gms/20040605#p2 「世界の中心で、愛をさけぶ 」をわざわざ英題にすると "Crying out love, in the center of the world" になるのは、如何なものかと思う。 まあshoutにすると意味が違ってくるわけなのだろうけど。heartは使えるので…

「天の筏」 スティーヴン・バクスター isbn:4150110433 分類としては、「移民船モノ」。変わった趣向なのは、その世界が重力定数10億倍の宇宙である点。 最初は、<ベルト>と<ラフト>の関係が分かり難くて苦労したが、一度頭に入れば一気に読んでしまえ…

「続巷説百物語」 京極夏彦 isbn:4125008167 単独で読むより、前作や京極堂シリーズとの絡みで読むと、にんまり出来る仕掛けがいくつかあった。「飛火鎗」の正体って、どの様な兵器なのだろう。 仕組みとしては、 あれはな、火薬を飛ばす武器なんやな。弾を…

「ヨイコノミライ」(1) 作:きづきあきら isbn:4901978268 途中までは、なかなかやるなあ、と感心しつつ読んでいたが、青木の悪意が単純なトラウマに回収されていくあたりはがっかりであった。 「げんしけん」との違いということで考えると、こちらはかなり…

「放浪息子」(2) 作:志村貴子 isbn:4757718055 修学旅行に絡めての細かい性の描写が上手い。 尾籠な話であるが、中高の修学旅行では、ユキさん状態にならないことを祈っていたものである。 この先、二鳥くんと「やなやつ」の関係をどう進展?させるのか注目…