2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

What does SF stand for?

spell/補足説明 Science Fiction Sukoshi Fushigi/藤子・F・不二雄 Speculative Fiction sci-fi Space Fantasy/イパクサによるこれは名曲。 Science-Fantasy/雑誌名。ハイフンがないとたまにある誤解。 Science Fashion/『ファンシィダンス (1) (小学館文庫)…

『レモネードbooks 1 (バンブー・コミックス)』

何といえばいいものか。脳の磁気刺激を更にレベルアップさせたものとして、MRIを改造して奥の方を局所的に、興奮させたり不活性化させたりする研究が行われているらしいが、本を読むだけでもそうなることはあるのであって……ピンポイントにツボだったというこ…

『チーム・バチスタの栄光』

これは傑作。 中身は三部構成で、第一部は『医龍』+作者のエッセイみたいなノリで始まる。「ゆりかご」でまったりしつつも、あるある感があってそれなりに読ませる。 続いて第二部、いきなりギアがトップに入る。ここでは、伊良部先生*1を彷彿とさせるブッ飛…

『かみちゅ! 1 (電撃コミックス)』

アニメ版と比べると、かなりエロくなっている。で、調べてみたら、作者の鳴子ハナハルは、もともとそういう媒体で活躍していた人らしい。

『ひとりで生きるモン! 2 (キャラコミックス)』

男女両方に対応した幅広い下ネタギャグマンガである。この人の他の作品とは毛色が大分ちがう。

『しおんの王(3) (アフタヌーンKC)』

このしもぶくれは何なんだろう。 今回はプロアマの垣根について踏み込んでいた。実際にアマがプロに勝つことは見られるようになってきているし、瀬川氏のような例もある。実際に完全オープンなトーナメントが行われたら、どうなるんだろうか。参加を見送るプ…

『東京膜 (クイーンズコミックス)』

帯買い。 こういうミスリードもあるのか、と感心した。

『Astral Project 月の光 1巻 (ビームコミックス)』『Astral Project 月の光 2巻 (ビームコミックス)』

各キャラの顔のタッチがよく変わるのだけど*1、それでも同一性を保って読むことができるのは、作画が上手いから。 *1:絵の変化もあるけど、演出としての方。

『ブラックジャックによろしく(13) (モーニング KC)』

不適切な「引用」があったのだった。 タイトルはともかく、これはちょっとまずかっただろう。 http://psychodoc.eek.jp/diary/?date=20050901 http://psychodoc.eek.jp/diary/?date=20050906#p01 http://psychodoc.eek.jp/diary/?date=20051006#p01 作中の時…

『嫌オタク流』

海猫沢めろんが出ているから、という理由で読んでみた。この人のバランス感覚は素敵。 本書は、果たしてどこにいるのか分からない、ベタなオタクエリート読者に向けて書かれているらしい。ただ「オタク」という言葉の範囲が広がったり狭まったりして、ここで…

『ファイナルシーカー レスキューウイングス (MF文庫J)』

RESCUE WINGSという名前でメディアミックスをやっているものの小説版。「よみがえる空」とは、小松が舞台で救難隊が主役であること以外の共通点はない。マンガ版も見かけたが、斜め読みしてみて食指が動かなかった。 この一連の作品群の制作に自衛隊の広報は…

これもチューリングマシーン

http://goldfish.ikaruga.co.uk/logic.html

ガン=カタ

http://www.ugo.com/channels/filmtv/features/ultraviolet_trailer/default.asp

ちょっと暇がないので、クリッピングでお茶を濁してみる。マンガが積読なのはいけないと思います!

『こわしや我聞 9 (9) (少年サンデーコミックス)』

なんだかんだで無難にまとまった。最後の二人で「突貫」をやっているシーンで、ようやく本格少年マンガになっていた気がする*1。 今後、読みきりもあるそうなので、そちらにも期待。 あとがきより 終盤の方は私の力不足でちょっと話がつまってしまいましたが…

『容疑者Xの献身』

気づかなかった→2005.11.28-2。確かに、自殺未遂には釈然としない思いがあったけど。つまりは、喪で炉だったのね。 その後の「本格とは」論議は文脈が分からんのでスルー。部外者は、おいしいカレーならいいではないか、と思うのである。 という訳でおいしく…

『超妹大戦シスマゲドン (1) (ファミ通文庫)』

最初は大人しい印象だったのが、どんどんとはっちゃけて行って、島に行ってからの怒涛の展開はもう素晴らしい。 情報量の豊富さがそのままギャグに繋がっていて、邪心妹とか、水滸伝妹とかの組み合わせはナイス。 いやー笑わせてもらった。

昨日、話していたSFとミステリのジャンル差に近い話として、なかなか面白いエントリを見つけた。 http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/Erlkonig/20060116/1137340309 私も同意である。これは「罪滅し編」プレイ時に書いたもの(若干ネタバレ…

『銀齢の果て』

老人版バトル・ロワイヤル。 そこには絶望感などなくて、漂ってくるのはいつもどおりの乾いたブラック・ユーモアとスラップスティック。 作者は、まだまだ耄碌してはいない。この分だと、自身が呆けたときにその状態を小説にしたい、と語っていた作品への道…

『ハヤテのごとく! 5 (少年サンデーコミックス)』

セ界で無敵でも、海兵隊に負けるわけで……。

『龍の花わずらい 第1巻 (花とゆめCOMICS)』

変身途中の目を入れる辺りに作者の良心を感じる。 どこまできっちりと両天秤な状態に持っていけるかが鍵だろう。ただ、続きを読みたいとまでは思わんなぁ。

立喰

http://www.kyo-kan.net/oshii-ig/tachiguishi/ 吉祥寺怪人、兵藤まこ、石川光久、川井憲次、河森正治、樋口真嗣、寺田克也、鈴木敏夫、荒川真嗣、冲方丁、大森望、乙一、金子功、神山健治、今野敏、榊原良子、佐藤友哉、品田冬樹、滝本竜彦、高田明美、西尾…

『JAPON』

フランスと日本のマンガ家が参加したアンソロ。 日本人の見た日本よりも、フランス人の見た日本の方が新鮮味があった。日本側は、普段見ている作品の劣化コピーのような気がする*1。それぞれ好きなマンガ家なんだけどなんでだろ。 フランスのキャラが日本へ…

『七胴落とし (ハヤカワ文庫 JA 167)』

言葉で語ることのできるもの/語れないもの。大人/子供。会話/テレパス。と二項対立を駆使してつむぎ出されるイメージは瑞々しく、これが本当に雪風と同じ作者の作品なのかと驚いた*1。こういうのを近代のエピステーメーとしてとらえてみればいいのだろうか?…

http://syousetsu-subaru.shueisha.co.jp/contents/index.html 異色読み切りコミック連載スタート! 乙 一×古屋兎丸 少年少女漂流記【第一話=沈没記】 〈対談〉 『少年少女漂流記』ができるまで 乙一ってまだ仕事してたんだ。

しゃべり・場

長くなってきたので、日を変える。 一応見たのだが、おそらく提案者の根っこにあった、「俺の趣味を馬鹿にしやがったヤンキーむかつく」という感情を解消する戦術をきちんと考えなかったことが、彼があの場でつるしあげをくらい、結局何もしないまま終わって…

『「かわいい」論 (ちくま新書)』

「かわいい」という概念を、文献を紐解くことで時間的に遡り、外国語との比較や海外事情をふまえてグローバリズム的に語る。更には、アンケート、雑誌、おやくそくの秋葉原・池袋・歌舞伎町巡礼による日本での現状分析も行ったりすることで、そのおぼろげな…

『図解 人工生命を見る』

後輩に貸してもらった本。>ありがとうございます。初版は1998年。 人工生命というものを主にソフトウェアの面から紹介している。 複雑系については、かじったことがあったものの、この辺の知識は欠けていたので、参考になった。それから、「正のフィードバ…

『花とアリス』

絵コンテを元にマンガ化したらしい。 だから、マンガらしい読ませる工夫がほとんどない。線以外には、一種類のトーンを用いているだけで、ベタ、効果線など一切なし。コマ割もたまに見開きが出てくるぐらいで、こだわりを感じなかった。一番困ったのが、キャ…

『のだめカンタービレ(14) (KC KISS)』

千秋は、完全にイロモノになっている。