2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「ONE OUTS 14 (ヤングジャンプコミックス)」 甲斐谷忍

マンガ家であっても似顔絵が上手い訳ではない、といった話は「サルまん」の昔からあるのだけど、このローズ・ペタは似ている。 作者が現実に対して意志表明をしているのは、田中芳樹と似てきていたりするんだろうか。

「コミック 銭 3巻 (Beam comix)」 鈴木みそ

少年マガジンにネタをパクられるくらいには売れる様になったらしい。 とりあえず、こちらの方が余程お役立ち情報満載である。

羞恥プレイ

http://www.netcity.or.jp/OTAKU/okada/ やっぱり、おひとりさまじゃないと駄目だろう、ということでリュックを背負って見てきた。 プロローグの演出は気づかなかったけれど、妄想オチで間違いないだろう。 身近にこれを見てベタに感動した、と言っていた友…

「トランスルーセント 1―彼女は半透明 (MFコミックス)」 岡本一広

おそらく「ふたつのスピカ」の二匹目。 透明人間というと、「アラバスター」だとか「インビジブル」なんかの割と陰惨なものばかりが思い浮かぶ訳で、余計に甘ったるさが際立つのだろう。 ところで、「透明病」を「眠り病」とかに変換してみても成り立ってい…

飲みに行っても書けるネタ

どっかで見たことのある言葉だけど、鯨の食える店ですよ。

「伝奇集 (岩波文庫)」 J・L・ボルヘス

小説についての小説。 世界に存在するすべての本が収蔵されている「バベルの図書館」は背理法で存在を否定できたりするんだろうけど、本フェチならそのイメージだけで満足できるかと。

「青い空を、白い雲がかけてった―Hiroshi Asuna memorial edition (Beam comix)」 あすなひろし

絵は上手いし、メリハリの付け方(頭身の変わりかた)も効果的だ、と思う。とはいえ、メインになってる爽やかな青春が、私には眩し過ぎた。

「Landreaall 6 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)」 おがきちか

なんだかんだいっても、友人に悪人キャラはいないのがいい。 しおりはDXと寮の仲間たちだった。

「無限の住人(18) (アフタヌーンKC)」 沙村広明

作者の趣味全開である。 猯穴というのは実際にあったらしい。 http://www.geocities.jp/pccwm336/sub23.htmlの麻布狸穴町を参照。

http://www.asahi.com/culture/update/0626/010.html プロに追いつくにも、あと10年はかからないだろう。 そうなっても将棋はなくならずに、趣味として存在し続けるだろうが、プロに対してスポンサーがつくかは分からない。

http://d.hatena.ne.jp/kokesidennsetsu/20050624#1119644066 別にちんこ甘掴みでも、科学礼賛でも、謎の論理的な解明でも、それを快楽原則に則って消費しているのは本質的に変わらないのである。それぞれに対する重み付けが人によって異なるだけだろう。如…

昨日から今日にかけて

エピソードⅢ→エピソードⅣ→アッパレ!戦国大合戦→エピソードⅤ で力尽きて寝る。 30年も経つと、だれてくると戦闘シーンに突入することだとか、観客を飽きさせない工夫にそれなりの進歩が見られる。そうはいっても、上映中に寝息が聞こえてきたⅢに関しては、…

「げんしけん(6) 特装版」 木尾士目

三人が卒業。てっきり斑目は「五年生」をやってくれる、と思っていたのに。 オタク的行動モデルに関してはあらかた出尽くした感があるが、この先の展開はどうなるのだろう? 32話とか、35話のオマケみたいなギャップの話だと面白そうなのだが。 ところで…

「ボクを包む月の光―ぼく地球次世代編 (1) (花とゆめCOMICS (2801))」 日渡早紀

絵が違うのはいいとして、一冊だけのお祭り企画で十分だったかと。

「こわしや我聞 6 (少年サンデーコミックス)」 藤木俊

この人はマッチョを描く技術に欠けるなぁ。

「ひかりのまち (サンデーGXコミックス)」 浅野いにお

現実的なニュータウンを描こうとするなら、老人が出てこないのはおかしい訳で、そういう意味で83年に出版された「童夢」の方がリアル?である気もする。 その頃からさして日本は変わっていない、ということで。

反応してみる

http://d.hatena.ne.jp/kaien/20050622/p1 http://d.hatena.ne.jp/kokesidennsetsu/20050622 と繋げてみるとイロイロと興味深かったりするのでは。顕密としてのラノベで人を集めて、密教としてSF読みを増やそう、という今の早川書房路線なのかもしれない。…

「ハヤテのごとく! 2 (少年サンデーコミックス)」 畑健二郎

誤解だけで延々と話を引っ張っているが、許容範囲内というか、そのワンパターンが面白いのである。 作者はそういう所でも師匠の衣鉢をついでいる、と思う。

そうなんだ

最近、四六判文芸書の世界では、「帯にミステリーと書くと売れない」と囁かれはじめているらしい。 (中略) いよいよ「ミステリ冬の時代」ですか? 因果はめぐる風車。 http://www.ltokyo.com/ohmori/050630.htmlより 来年以降の勧誘キーワードは、「泣き」…

「食卓にビールを (富士見ミステリー文庫)」 小林めぐみ

それぞれの短編は特徴的な一人称で読まつつ、しっかりショートショートしている。 どこがミステリー文庫やねん、と思いつつ読んでいたら、しっかり最後に殺人事件とその解決が出てくるし、その後でこの少し不思議な状況にも合理的!*1な説明が加えられるし、…

http://www.enterbrain.co.jp/jp/p_catalog/book/2005/4-7577-2366-0.html 文庫版は持っているので、様子見。

ウィスキー

ビールでの検査数値の変動が怖いかも。 http://www.suntory.co.jp/news/2005/9146.html>飲酒は20歳を過ぎてから。 と最後にわざわざ書いてある(w

「仮面のメイドガイ(1) (カドカワコミックスドラゴンJr)」 赤井丸歩郎

メイドガイコガラシとフールの違いは、ギャグを期待されているかどうか、な訳で。 どうも最後までノリについていけなかった。

「最強伝説黒沢 6 (ビッグコミックス)」 福本伸行

ページをめくって、「PARADISO」「世界の平」等々の迷言が出てくる度に笑いが止まらない。 天然キャラ黒沢の、暴走は続くよどこまでも。

「もやしもん(1) (イブニングKC)」 石川雅之

やっぱり、この人は笑わせてなんぼだ、と思う。薀蓄がギャグといい感じに結びついている。 キャラ紹介やアオリがそのまま収録されているのは、担当編集者が毎回苦労して違うものを作っていたからなのだろう。これが出来たのなら、「ぽちょむきん」の最終巻も…

「スラムオンライン (ハヤカワ文庫 JA (800))」 桜坂洋

小学校の頃、波動拳を出せなかったことで格ゲーに挫折し、今でもやるときはガチャな自分には、キャンセルがどうのといった描写はサッパリ分からなかった。 そうは言っても、「ALL YOU NEED IS KILL」に続く、作者のやりたい放題シリーズの魅力が損なわれるこ…

変身

http://www.pan-dora.co.jp/henshin/top.html 隠し芸として、「毒虫」をやってみたらどうなるだろう。 江頭2:50的な笑いをとれるか、それとも引かれるか。 私にとって、この映画は間違いなくキモ可笑しいコメディーだった。

「人斬り龍馬 (SPコミックス)」 石川雅之

いつになったらオチが出てくるのだろうか、と思いながら読んでいたら、ギャグではなかった。 史実を交えつつ話を作っている訳で、「鞍馬天狗」みたいな感じである。内容そのものは凡庸すぎて、琴線に触れるものがなかった。 最後に収録されている「神の住む…

「ウルトラQ―Unbalance zone (1) (角川コミックス・エース・エクストラ)」 藤原カムイ

元を全く見たこと無くても、唐沢なをきのマンガなんかでこのぐるぐるは知っている。 あとがきによると、古い言葉遣いで当時の雰囲気を再現しつつ、新味も加えているのだとか。 厳密な考証はこの際、野暮だろう。というか、この作品は雰囲気を味わうものだと…

ていうか支離滅裂?

立っているだけなら、19時間ぐらいどうにでもなる。 問題は正常な判断力を維持することな訳で。 麻雀をアサチュンになるまでやることは、いい経験になり得るのかもしれない。 それにしても、時間が足りない。