2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「コドモのコドモ (2) (ACTION COMICS)」 さそうあきら

昔読んだならコドモ側に感情移入して読んでいただろうが、今だとヤギセンに同情してしまう。

「π 9 (ビッグコミックス)」 古屋兎丸

私にとっての古屋兎丸の魅力というのは、吐気を催させる絵柄や、パロディーなどいろいろあったのだが、一番はタッチの異なるキャラの混在だったのではないか、と思う。 本作の場合、その方向ではなく、シチュエーションのみで笑わせようとしていたから、あま…

アレな看板

(現代の)視覚文化を研究するらしい。

「ブラックジャックによろしく (11) (モーニングKC)」 佐藤秀峰

疲れてると、PCを立ち上げる気力すら湧かないorz 今回は最終結論をシステムが悪い、というだけの所に持っていくのだろうか。

「ワン・ゼロ (1) (小学館文庫)」〜(3) 佐藤史生

コンピューターによる「神狩り」であるとか、神(ディーバ)と魔《ダーサ》の関係であるとか、日本SFのいいとこ取りな作品である。 その上で、この作品がオウムと共通するものを持ってしまうのは、「私とハルマゲドン (ちくま文庫)」にもある様に、「おたく…

「愛がなくても喰ってゆけます。」 よしながふみ

人間の三大欲求というものがある。睡眠欲、性欲、食欲の三つである。 このうちで、睡眠欲は寝ないことには解消されない。薬物で誤魔化す方法もあるが、あくまで一時しのぎである。 性欲についてはこんなものがあるくらいだし、脳内でどうとでもなる。 んで、…

「薬指の標本 (新潮文庫)」 小川洋子

身体に対するフェティシズムに溢れる作品だった、と思う。 そうは言っても、2つの短編に出てくる主人公達には「身体感覚」が欠けている。薬指を切断されても「痛くない」し、身体にかかる破片よりも割れた壺を心配するようなキャラ達なのである。 だからこ…

「絶望系 閉じられた世界 (電撃文庫 1078)」 谷川流

「閉じられた世界」ってのは、「壊れた世界」であって、「馬鹿げた世界」なのであり、「ラストリゾート」でもあるんだろう。 陰惨な雰囲気自体は嫌いではないのだが、それを提示しただけで終わっている、という印象だった。着地点で、もっとメタメタしてくれ…

あゆみBOOKSに行ったら、「The Very Best ofるんるんカンパニー (1)」が3巻まで平積みになっていた。奥付を確認してみると、すべて初版。一体何が起こったんだろう?とり・みき関連でホットトピックなんてあったっけ。

「女の子ものがたり」 西原理恵子

「電車通り沿いの大丸」という科白で、この人が描く抒情系のマンガに出てくるキャラの話している言葉は、土佐弁をマイルドにした方言なのだ、と改めて気づかされた。 ここの所こっち方面の単行本ばかりが出ているけれど、「できるかな」の新刊がそろそろ読み…

「猿王」 仲能健児

インドにおける「ジャパニーズ・ヒッピーの末路」を描いている。どう考えても、主人公は薬をキメ過ぎて、幻覚・幻聴を起こした旅行者である。 コマ割りは平凡であるが、独特の絵は面白い。奇想の方向性が諸星大二郎と大いに異なるマンガ家だと思った。 繰り…

「Go!ヒロミgo! 第6巻 (花とゆめCOMICS)」 麻生みこと

要はこの作品って「ドラゴン桜」の後日譚に当たるんだろう。ひろみにどういう人生モデルを提供するのか興味津々である。

野球観戦

今日はフルキャストスタジアム宮城にて、イーグルスv.s.ホークス戦を見てきた。 とかく寒かった。本拠地開幕戦を見に行った友人からも、寒いとは聞いていたので、4枚重ねのフル装備で行ったのだが、全然足りない。近くのコンビニで懐炉を購入して、なんとか…

ダイエット

アトキンスダイエットはやっぱり効くのではないか、という話。 高度肥満の2型糖尿病患者10人に2週間、厳格なアトキンス・ダイエットを課した。その結果、自然で適切な摂取エネルギーの減少に基づく体重減少が起こり、24時間の血糖値変動とインスリン感受性…

結構忙しくて本を読めない日が続く。

今週のモーニングを読んでいたら、「わたしはあい」の作者コメントに「この連載を始めてから、妻が口をきいてくれなくなりました」なんてことが書いてあった。あと、今月のダヴィンチに羽海野チカとよしもとばななの対談が載っていたのだけれど、「パンダコ…

「新本格魔法少女 りすか2 (講談社ノベルス)」 西尾維新

黒背景に白文字のページは、まさに反転しているシーンで、月姫でもおなじみである。りすか、創貴の母親は、両者ともこの先のストーリーに噛んでくるんだろう。 創嗣は園長を超えるかもしれない。

「天界の城 (ハヤカワ文庫 JA (664))」 佐藤史生

時代設定というか、技術レベルは未来なのに、話そのものは土俗的な感じである。かなりぞんざいな絵ともあいまって、諸星大二郎と比較されるのも分かる気がする。

「ふしぎ星の☆ふたご姫」

イヤイヤダンスが脳天を直撃した。

宇宙酒

http://daichanzeyo.cocolog-nifty.com/0403/2004/09/post_6.html 来年の春には飲めるらしい。

どうでもいいこと

PGはpersonal glassの略でもある。

「DEATH NOTE (6) (ジャンプ・コミックス)」 大場つぐみ 小畑健

連載再開が待ち遠しい。次の巻ではLがあんなことになってしまいますから。

「龍宮殿 3集 (IKKI COMICS)」 松永豊和

わりとあっさり終わってしまった。 坊の成長物語として読むと、最後に元に戻ってしまうことを成長した、と言っていいものやら。 あと、博の子供のビジュアルはスゴい。描きこみがなくても、グロテスクな絵は可能なのである。

「乙女は祈る―ひみつのドミトリー (POPLARコミックス (No.2))」 紺野キタ

「森を抜ける道」は「「赤ずきん」はなぜ愛くるしいか (ハヤカワ文庫NF)」的に言っても正しい。ピンクレディーの「S・O・S」な訳である。

「π 8 (ビッグコミックス)」 古屋兎丸

いろいろとテコ入れしているが、ヤッパリ笑えない。なんでかなぁ。