2004-01-01から1年間の記事一覧

「やさしいからだ (2) (ビームコミックス)」 安永知澄

この人の描く乳はでかいなぁ。(特定の偏った文化体系に毒されてます)

「ぼくらの 2 (IKKI COMIX)」 鬼頭莫宏

あの人の「正体」って何なのだろう。帰ったら再読決定。

「機動旅団八福神 (1巻) (Beam comix)」 福島聡

私がこの人の魅力だと思ったのは「DAY DREAM BELIEVER」の訳の分からなさであって、こういう風にキーワードで語ってしまえる分かり易さではないのだけどなぁ。

「HELLSING 7 (ヤングキングコミックス)」 平野耕太

セラス暴走の巻、ということで。 ホントこの人マンガが上手い。

「放浪息子 (3) (BEAM COMIX)」 志村貴子

着地点が気になる作品です。

「よつばと! (1) (電撃コミックス)」〜(3) あずまきよひこ

「少年マンガ的キャラ」の、のほほんとした日常。基本的に成長はしない。 「団地ともお」よりも今に近い時代の話だとか、「浦安」よりも上品だ、とか。

「横手美智子」は3人のユニット名(モノグラフより)

知らなかった。この方の名前を意識したのは「カウボーイビバップ」からで、その後も「逮捕しちゃうぞ 」や「プリンセスチュチュ」を見て上手いなぁ、と感心していたものである。「げんしけん」は微妙であったが。

「なんて素敵にジャパネスク (第1巻) (白泉社文庫)」〜(6) 山内直美 氷室冴子

江川達也による平安時代を見てしまうと、考証を頑張っているとは言っても、まだまだの様にも思える。口吸が性交渉の一部だった、というのは小谷野敦も言っていたし間違いないだろう。 この作品でも誤解が物語を駆動させる重要な装置になっていて、これは原作…

「ざ・ちぇんじ! (第1巻) (白泉社文庫)」〜(2) 山内直美 氷室冴子

「とりかえばや物語」を少女マンガ(小説)の文法に置き換えた作品である。 元のようにドロドロはしていないし、よく出来たドタバタコメディーであると言えよう。 登場人物がお互いの解釈モデルを誤解しあって、それでもなお突っ走っていく辺りが魅力。

「ワインカラー物語―かがみあきら選集 (ニュータイプ100%コミックス―comic新現実アーカイブス)」 かがみあきら

出渕裕がいい役柄で出ていることと、おおつか某は香ばしいキャラだったこと。そして、「カスミ伝」の先輩のモデルが出ていること。 あとは一寸古いフツーのラブコメだなぁ。「SF」と「美少女」っつうのはいつになったら出てくるのだ。

「ホムンクルス 4 (BIG SPIRITS COMICS)」 山本英夫

話の内容自体はかなりベタである。それをこの特異な演出でもたしているのだろう。

「刑務所の前 (第2集) (Big comics special)」 花輪和一

ムショとガバメント修復と中世のお話。 なぜこの3つが渾然一体となっているのかよく分からないけれど、その分からなさが面白い。 個別に見れば、その細部へのこだわりに共通点がある様に思う。 花子は作者の姓からとっているのだから、つや子も元ネタがある…

「ころころころもちゃん (Dengeki comics EX)」 むっく

矢張り、裏バージョンでしょ。 かなりツボです。

「ぴっぴら帳(ノート) (1) (ACTION COMICS)」 こうの史代

「桜の国」のおかげで重版されたようである。 毒はなくて、ほのぼのとした4コマ。ゴム人形みたいな手が妙にエロい。

つかれたー

帰省の為にバス(観光用4列席)に17時間も乗ってみたり、その途中、病院見学に行って二日間立ちっぱだったり。 実家に到着して、寝たら18時間もたっていて驚いた。

「陽だまりのピニュ (1) (ガンガンコミックス)」 こがわみさき

時流に乗ったオチモノ系。 掲載誌が季刊なので、次は2006年。

「ふたつのスピカ (7)」 柳沼行

←タイトルはスケバン刑事 マリカのばればれ伏線の回収が終わって、アスミと桐生のお話。 交換可能ではない存在であることと、交換不可能な友情を持つことを等価にするというのは分かる。でも、それをすぐに純粋に宇宙へ行きたいという気持ちにしてしまうのは…

「All You Need Is Kill (スーパーダッシュ文庫)」 桜坂洋

丁度、先日読んだ「太陽の塔」と同じ様な想像力の元に書かれた作品である。平気でフラグなんて言葉を使うし、ヒロイン二人を文字通り「攻略」しているし。 主人公は最後に、永遠に繰り返すループから抜け出すことを選択する。「ビューティフル・ドリーマー」…

「星界の戦旗〈4〉軋む時空 (ハヤカワ文庫JA)」 森岡浩之

マンガ夜話の「ベルセルク」の回にゲスト出演した馳星周が、この作品は完結してから読みたかった云々、と言っていた。 あちらは連載として続いているけれど、こちらはなぁ。思えば、「家族の食卓」が出たのは大学入学前であった。次が出る頃には働いていたり…

「ういうい・days 2 (バンブー・コミックス)」 犬上すくね

∧ ○| ̄|_悶えます、癒されますってことで。

「トモネン」 大庭賢哉

絵もストーリーも北道正幸を思い出させる。後半のエピソードはあざとい様にも感じたが、表題作の「トモネン」ぐらいだといい感じ。確かに「楽しくて嬉しくてニヤニヤしてしまう」。

「マエストロ (1) (ACTION COMICS)」 さそうあきら

パソコンを導入したことで、背景などに写真を加工して使っているのだが、これは一寸酷い。手前の絵と解離しすぎている様に思う。 しかし、そんな欠点を補って余りある優れた所がこの作品にはある。音楽マンガとしての最大の利点、すなわち「音」が出るのであ…

「イヴの眠り―YASHA NEXT GENERATION (3) (flowersフラワーコミックス)」 吉田秋生

アクションシーンがチト微妙かも。

わが町のイエナさん、もとい後藤さん。

「四畳半神話大系」 森見登美彦

「太陽の塔」の人の二作目。丁度、一年ぶりなのね。 形式としては、最初に分岐が一つだけあるノベル・ゲームだと思う。映画に例えるなら、三歩進んで三歩下がる「ラン・ローラ・ラン [DVD]」みたいな感じ。 大学に入学して、「薔薇色のキャンパスライフ」を…

メモ

http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/350253 心臓血管系疾患予防。 ワイン150ml/日が32%、週4回114gの魚は14%、ダークチョコレート100g/日は21%、計400g/日の野菜と果物は21%、2.7g/日のフレッシュ・ニンニクが25%、68g/…

「神州纐纈城 (大衆文学館)」 国枝史郎

読んだのはこのバージョンではなく、桃源社版の方。題名作以外に「暁の鐘は西北より」も収録。 どちらも途中で終わっている。後者の方は、今後の展開について少し作者が補足しているが、前者は突然の中断である。作品の方向性は違うが「闇に用いる力学 赤気…

「吼えろペン 13 (サンデーGXコミックス)」 島本和彦

いつのまにやら完結していた。ただし、「新吼えろペン」の連載が既に始まっているみたいである。 最終回ネタといえば「スカタン天国(パラダイス) (Vol.2) (アフタヌーンKC (1092))」なのであるが、同様に、この先も何事もなかったように続くと見た。 たとえ…

「海帰線 (ヤンマガKCスペシャル)」 今敏

この人はトーンが貼ってあるマンガみたいな絵コンテを切る、という話をどこかで読んだことがあるが、これだけ絵が描ければそんなことも出来るよなぁ。 中身はそのまんま大友克弘であって、特にストーリーが斬新という訳でもない。敢えて言うなら、女性の描き…

「博士の愛した数式」 小川洋子

阪神ファンの為に書かれた小説である(断言)。1992年という年は、特別なのである。最終的には優勝を逃すと分かっているから、悲しさは倍増であった。作品単体で「感動」かというとそうでもない気もする。 ちなみに、博士のモデルは「記憶の亡霊―なぜヘンリ…