2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「ルサンチマン 4 (4) (ビッグコミックス)」 花沢健吾

裏表紙をめくると…… 「電波男」がこれだけ売れるのなら、同じ読者層に届いていれば打ち切りはなかったかもしれない。 というわけで、これが打ち切りにならないといいな、と。何気に「エマージング」も打ち切りだったし。監修が瀬名秀明だし、きっと「犬神」…

「ハチミツとクローバー 7 (クイーンズコミックス)」 羽海野チカ

五大堂への橋はそれ程高くなかったりするし、ちょっと大げさな気も。北海道を「地の果て」とまで言い切って良いものやら。などと考えつつ読んでいたけれど、基本的に面白いのである。

「エマ (5) (ビームコミックス)」 森薫

この人はデビュー以来「本当に描きたかった」ことを描いていて、あとがきを読む限り幸せそうである。 最終的には子爵を悪者にして、ウイリアム父母は考えを変える、ぐらいの所に落ち着くのだろうか。八方丸く、は無理だよな。 過去を描く時、ベタを使わず、…

「団地ともお (4) (ビッグコミックス)」 小田扉

確か、14話がスピリッツに掲載されたときの作者コメントも「いよいよ(以下略)」だった。

「涼宮ハルヒの動揺 (角川スニーカー文庫)」 谷川流

私の読みたいのはSOS団の活躍ではないので、「溜息」と同じくツマランかった。

BSアニメ夜話

オトナ帝国。 特に印象に残ることもなく、普通に誉めているだけで終わった。 唐沢俊一がノスタルジーは国ごと、世代ごとに違う、というようなことを言っていたけれど、世代は超えうるんじゃないだろうか。少なくとも、私はノスタルジーを感じたし、泣いてし…

「小説 エマ (1) (ファミ通文庫)」 久美沙織

人間の頭脳には想像力というものが備わっているから、なまじ絵で具体的に見せられるよりも、ことばでざっと暗示されるのみであるほうが良いこともなくはない というウイリアムの科白があった。小説版はマンガ版でほのめかされていたことを過剰に説明したり、…

「フラワー・オブ・ライフ (1) (ウィングス・コミックス)」 よしながふみ

たまたま、この作品にも斉藤滋という言葉遣い、身のこなし、ビジュアルのどれをとっても完璧なオカマにしか見えない女性が登場している。 この人のマンガはいつ見ても食欲をそそられるのだが、今回は目に毒だった。「愛がなくても喰ってゆけます。」は買うの…

「みかにハラスメント (ガンガンコミックス)」 水平きき

各所で話題沸騰? 少年誌のコードの範囲内でエロをやってみよう、という実験である。マンガの記号性が十全に発揮されていて面白かった。

「皇国の守護者 1 (ヤングジャンプコミックス)」 伊藤悠 佐藤大介

投降している盗賊を平気な顔して銃剣で突き刺すシーンでの、新城中尉の顔と私の顔が似ている、と言われたので読んでみた。基本、無表情で三白眼なのは似ているかもしれない。って、私はR・田中一郎ですか。 マンガとしては原作に忠実だ、という印象。

BSアニメ夜話

今回はエヴァ。 久方ぶりに動いているみやむーを見た。いつの間にやら、32歳、子持ち人妻なんだよな。 今回はシンジのオナニーシーン+「きもちわるい」話を放送したNHKにアッパレである。番組全体としても、各出演者が与えられた役割をきっちり果たしてい…

「新吼えろペン 1 (サンデーGXコミックス)」 島本和彦

今年の夏は「逆境ナイン」、「姑獲鳥」、「亡国のイージス」が公開される。あと一応「SW」もあるし、映画三昧になりそうである。

「毎日かあさん2 お入学編」 西原理恵子

「上京ものがたり」路線もいいけれど、ヤッパリ西原マンガは顔が紺色だったり、緑色だったりしないとね。 久しぶりに鳥頭の城に行ったら、春からの連続テレビ小説で題字・タイトル画・エンディング画を担当するらしい。ビッグになったもんだ。

ニュースの出来上がる瞬間

昨日、国分町のとある焼肉屋に行ってきた。勿論、食べる為ではなく、就職する先輩の送迎会であった。 丁度、昨日は楽天イーグルス初勝利の日であったことから、テレビが取材に来ていた。収録前にレポーターが客と打ち合わせをしていたのだが、客は試合を見て…

「ジャイアント(9)<完> (モーニング KC)」 山田芳裕

「世界の野球バカ」の最後の対戦相手が日本人であるのは何故なんだろうか。舞台がワールドシリーズではなく、日本シリーズであっても、無理は生じない筈である。 ここには、パワーのMLBというイメージが非常に大きく影響しているだろう。 話を少し横滑りさせ…

「こわしや我聞 5 (少年サンデーコミックス)」 藤木俊

どこぞのアイスホッケーマンガのように、卓球部の方がメインになっていって欲しいかもしれない。 タンカーのエピソードなど、おいしいシチュエーションの筈なのにどうも燃えないのである。

入院中に読んだ本

10.1/2章で書かれた世界の歴史作者: 丹治愛,丹治敏衛,ジュリアン・バーンズ,Julian Barnes出版社/メーカー: 白水社発売日: 1991/06メディア: 単行本この商品を含むブログ (6件) を見るSF Japan 2005 SPRING作者: SF Japan編集部出版社/メーカー: 徳間書店発…

プチ・ヴァカンス終了

今日、退院した。2週間で体重が4kgも落ちたのには、がっくりである。まぁ、阪神と楽天の3連戦はすべて押さえられたので、良しとする。 今日からはミキサーですりつぶした食事が2〜4週ほど続く。何を作ろうか。

「感じない男 (ちくま新書)」 森岡正博

男の「不感症」と「自己否定」という概念を著者自身の体験を元に提唱し、そこからフェチやロリコンといったセクシャリティを説明している。更に、最終章では「不感症」と「自己否定」を抱えているにも関わらず、それを否定する男を「感じない男」と呼び、そ…

明日から

天気が良いので、ちょっと手術に行ってきます。 2週間の入院の予定。 病室では、携帯・パソコン等は一切駄目、ということなので、積読減らしに励むつもり。

「ななこSOS1 (ハヤカワJA)」 吾妻ひでお

描き下ろし目的で購入。個人的には昔の絵柄の方が好みである。 久しぶりに読んでみても、面白さは全く古びていない、と思う。 せんとうびしょうじょ(ドジで足首の太いすーぱーがーる)が出てくれば、それでいいのである。

『雲を殺した男 (eyesコミックス)』 今市子

『岸辺の唄』から続くシリーズの二作目。続きモノというよりは、同じ世界観で短編を作っている格好である。 キャラの見分けがつかなくて、混乱することがままあった。おそらく、白い髪のせいである。絵は綺麗なのに、分かりにくいのだよなぁ。

『メールマガジンファウスト』

野々村:気を持たせるなあ。で、自信の第一特集に続いて、Vol.5の第二特集はなんになるんでしょう?編集長:(白々しく)ん? 夏はまだだというのに、なにかの「なきごえ」がきこえてこないかな? ……かな? ドラマCD化、マンガ化についで、雑誌で『ひぐら…

イーグルス、ダイジョウブ?

楽天イーグルスのファンクラブ特典グッズが届く。欲しかったのはチケットの優先予約権だけなので、缶バッジやステッカーの処分に困る。部室へ放置しに行こうか。 スペシャルカラー会員証がこれから右写真になってしまう辺りは微妙である。 なによりもチケッ…

「20世紀少年―本格科学冒険漫画 (18) (ビッグコミックス)」 浦沢直樹

カバーの材質が変わっている。「デスノ」とはまた違った手触りである。受取人払のアンケートも付いていて、売れているのだなぁ、と実感する。

「失踪日記」 吾妻ひでお

まず、アズマニア的視点から見ると、吾妻ひでおの自伝として読めるのでポイント高し。「マンガ家のひみつ―とり・みき&人気作家9人の本音トーク」にもあった内容を広げて描いている。 90年代に出た単行本は昔の作品に比べて、線が汚くなっていた印象があった…

「ベルセルク (28) (Jets comics)」 三浦建太郎

全然、話が進まねー。

「プランク・ゼロ (ハヤカワ文庫 SF―ジーリー・クロニクル (1427))」 スティーヴン・バクスター

久方ぶりにハードSFを読んだ気がする。 「フラックス」と「虚空のリング」をすっ飛ばしてこれを読んだが、単体で読んでも一応話が通じるようにはなっている。 読んでいて思ったのだが、ジーリーのテクノロジーを人類が得ていく過程は、昔話にある怪異を退…

「監督不行届 (Feelコミックス)」 安野モヨコ

基本は明るく楽しい新婚生活なのだが、時折 おどろいた時にわざとどもる それもオタクです といった身につまされる表現があったりもする。 カントクくんもロンパースもキャラであることはインタビューでも語られている通りな訳で、「良いオタク」を描いた作…

仁淀川

小説「空の中」のなどで有名?な高知県西部を流れる川である。 近年、日本最後の清流などと謳われていた四万十川が堰やら観光客やらで汚れてしまい、水質では仁淀川の方が上らしい。 四万十川の轍を踏まぬように、地元ではこのことを喧伝しないようにしてい…