2005-03-29から1日間の記事一覧

「小説 エマ (1) (ファミ通文庫)」 久美沙織

人間の頭脳には想像力というものが備わっているから、なまじ絵で具体的に見せられるよりも、ことばでざっと暗示されるのみであるほうが良いこともなくはない というウイリアムの科白があった。小説版はマンガ版でほのめかされていたことを過剰に説明したり、…

「フラワー・オブ・ライフ (1) (ウィングス・コミックス)」 よしながふみ

たまたま、この作品にも斉藤滋という言葉遣い、身のこなし、ビジュアルのどれをとっても完璧なオカマにしか見えない女性が登場している。 この人のマンガはいつ見ても食欲をそそられるのだが、今回は目に毒だった。「愛がなくても喰ってゆけます。」は買うの…

「みかにハラスメント (ガンガンコミックス)」 水平きき

各所で話題沸騰? 少年誌のコードの範囲内でエロをやってみよう、という実験である。マンガの記号性が十全に発揮されていて面白かった。

「皇国の守護者 1 (ヤングジャンプコミックス)」 伊藤悠 佐藤大介

投降している盗賊を平気な顔して銃剣で突き刺すシーンでの、新城中尉の顔と私の顔が似ている、と言われたので読んでみた。基本、無表情で三白眼なのは似ているかもしれない。って、私はR・田中一郎ですか。 マンガとしては原作に忠実だ、という印象。