2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『共犯幻想 (上) (ぱるコミックス)』『共犯幻想 (下) (ぱるコミックス)』

今の視点で読むと、この作品の持つ暑苦しさはギャグと紙一重になりかねないのであるが、それ以上にこの叙情的な画面構成は素晴らしい。 当世のマンガ家を思い浮かべてみても、類似作品が見つからない。なんだか、最近のマンガはつまらなくなった説に加担した…

『グリュフォンの卵 (ハヤカワ文庫SF)』

これでヒューゴー賞をとりつづけているというなら、海外SFに対する認識を改めないといけないのかもしれない。イーガンとチャンの幻影に、大きさを見誤っていたのかも。 最近受けている翻訳SFが昔のものばかりで、新しい作品が訳されないのは、正直どうなんだ…

『インディヴィジュアル・プロジェクション (新潮文庫)』

『テレビアニメ魂』

アニメのシナリオライターによる回顧録。 シナリオ作りには法則がある。 魅力のあるキャラクターを設定すること。キャラクターの基本は「葛藤」「太陽」「月」 起承転結をはっきりさせること 他にも、大リーグボール2号は、アニメの作画が元になっていると…

ふぅ

発表用のパワポを作って、荷造りをして、気づけば木曜の深夜になっていた。 明日の夕方から、一週間ほど西に行ってくる予定。

『医療崩壊―「立ち去り型サボタージュ」とは何か』

アマゾンと、県内で在庫No1の書店と、いつも利用している本屋で売り切れだった*1。 最近気になっていた、医療事故とマスコミにおける医療イメージの失墜についてずばりまとめてあり、更に改革の提言を行っている。 医師による医療行為と暴力団の殺傷行為は法…

韓国盤のバージョンの方が好きです。 >宇宙のファンタジー 追記)バグズミュージックについて http://plaza.rakuten.co.jp/hitorikko/diary/200603200000/ http://plaza.rakuten.co.jp/hitorikko/diary/200603220000/ http://plaza.rakuten.co.jp/hitorikko…

『オートバイ』

トーンの乱舞で見るものを酩酊させたデビュー作から二年弱、ようやく出たのは絵本だった。 これはこれで一つの絵本としていいのであるが、なんだか物足りない。 「仲間」が全員出てこないことや、「各人」の「特性」が出きっていないことで、叙述トリック?…

喉が痛い。これもそのまま放置になりそうである。

『若者殺しの時代 (講談社現代新書)』

『GOSICKs(2) ―ゴシックエス・夏から遠ざかる列車― (富士見ミステリー文庫)』

『“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)』

『創 (つくる) 2006年 06月号 [雑誌]』

(久米田)本当は美術の先生になりたかったんですよ。 (竹田プロデューサー)『エウレカセブン』は、最初、半年の予定で考えられていました。しかし、日曜朝七時なら放送できる。しかし、1年間の放送だよ、ということになった。それでストーリーはすべて作り直…

『特盛! SF翻訳講座 翻訳のウラ技、業界のウラ話』

『精霊狩り―傑作短編集 (小学館文庫 (713))』

『裏とり』とり・みき

『ちまちま (アクションコミックス)』

『龍の花わずらい 第2巻 (花とゆめCOMICS)』

『幸せな食卓 (ジェッツコミックス)』

『少女探偵金田はじめの事件簿 (ジェッツコミックス)』

『革命教室 (マーガレットコミックス)』

『ニニンがシノブ伝 (4) (Dengeki comics EX)』

今週のモーニングに載っていた『Hotel』が、ど真ん中のSFだったことについて

『プラネテス』とはまた違った切り口*1の物語である。むしろ星野之宣とかの作風に近いかも。 作者のBoichi氏は「SF作品を描くために大学で物理学を専攻」した人らしいので、ぜひとも「エスエフ」ではなくて、この方向の作品を読みたいもの。 という訳で、立…

やっぱり福島はスゴイ

以前より、一部において福島のテーマパークは注目されていたが、ここまでやってしまったそうである。 ちなみに中身は、こんなのだったらしい。公式サイト

フライング

『膚の下』以上にこれの方が笑えた。

『宇宙文明論』 アーサー・C・クラーク

http://www.bk1.co.jp/product/2045184 科学観としては非常にクラシカルではあるが、いかにもクラークな文章である。 途中に出てくる「UFO⊇プラズマ説」は最初期のものではないかと思う。

『取材学―探求の技法 (中公新書 (410))』

この本の内容は以下の二行でまとめることができる(ノ-_-)ノ~┻━┻ 百科事典を引くときは、索引を上手く使いましょう。 人にものをたずねる時には、失礼のないように。

『さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)』

積読を抱えることは、「在庫」を抱えることでもあるのか。 内容以上に、 私もできるだけ魅力的で退屈にならない教科書を作ってみようと思ったのです。 という考えから出発した 日常の気になる疑問から話をはじめる 会計の説明も教科書的な順番を取らない 生…

『無痛』

こういった内容の本が出版可能なのであれば、狂鬼人間が欠番になることはないと思う。非常に紋切り型な刑法三十九条批判の物語だった。 これに加えて全編に通底するテーマは、治せない病気があるということである。これは、論理的に考れば当然のこと*1。ただ…

みそは胃もたれした

こういう事情で、じゅんれんとすみれが存在していて、仙台店があるのは「じゅんれん」だったらしい。