エッセイ

正しい乙女になるために それいぬ (文春文庫PLUS)作者: 嶽本野ばら出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2001/03/09メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 31回この商品を含むブログ (69件) を見る.

センス・オブ・ワンダー作者: レイチェル・L.カーソン,Rachel L. Carson,上遠恵子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1996/07/01メディア: 単行本購入: 15人 クリック: 96回この商品を含むブログ (91件) を見る 子どもたちの世界は、いつも生き生きとして新鮮で…

出版業界最底辺日記―エロ漫画編集者「嫌われ者の記」 (ちくま文庫)作者: 塩山芳明,南陀楼綾繁出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/07メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 127回この商品を含むブログ (94件) を見る「三流エロ漫画」雑誌の編集者が書いた日…

本屋はサイコー! (新潮OH!文庫)作者: 安藤哲也出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2001/12メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 38回この商品を含むブログ (19件) を見るやたらとハイテンションな文章。 本好きなら、本屋はこういうことを考えてディスプレイをし…

『特盛! SF翻訳講座 翻訳のウラ技、業界のウラ話』

『プチクリ!―好き=才能!』

いくつもある「好き」なものを組み合わせて、人を楽しませるのがプチクリ。 という図式を提唱している。 とりあえず、「洗脳」としての効果を一年生に読ませて確かめてみることにする。

『萌えの研究』大泉実成

所謂「オタクコンテンツ」というものに全く触れたことのない人向けの「萌え」入門書。 これまでに綾波にしかはまったことのない、43歳妻子持ちの筆者が一年がかりでそれらに触れた経験をルポにしている。 所々、情報に間違いもあったりするけど、やや肯定よ…

『アイデアのつくり方』ジェームス W.ヤング

そういえば、たけぐまメモでも誉められていたし、とブクオフにて購入。 アイディアが出来上がる過程を5段階に分析している。既存の情報の新しい組み合わせこそがアイディアであり、それは常に ①情報を集めて ②それらを組み合わせてみる ③ほっとく ④思いつく …

「野村ノート」野村克也

伝説のあのメモ集ついに公開 と帯にあるのは、実質的に表紙の装丁に使われているのと、最後のイラスト見開き2ページだけで、羊頭狗肉も甚だしい。私の期待した「ノムラの考へ」とはかなり違っている。まぁ、これについては「はじめに」で 阪神時代に私が記…

「地図のワンダーランド (小学館ライブラリー (113))」堀淳一

当然といえば当然だが、昔の地図*1の周りにある絵にはきちんと意味があったりするらしい。 *1:http://www.jigboxx.com/jps/tr/tr00042.jpgみたいなの

「考古学千夜一夜 (小学館ライブラリー)」佐原真

そのうち読もう、と考えていた非小説本が、膨大な量になりつつあることに気づいたので。ぼちぼちと。 考古学とからめた日本人論。 本当か嘘かわからない与太話なんだろう、と思うが以下メモ。 日本人の腸が欧米人に比べて長い、は嘘。 胴長短足なのは、アレ…

「書を捨てよ、町へ出よう (角川文庫)」 寺山修司

「終わりなき日常」を生きるには、一点豪華主義であろう、ということで、なにも起こらないなら、賭博という偶然に身を委ねてみよう、といった話。 その程度では、どこまでいっても、「社会」の一部で「内在」だよなあ、と思ってしまう。所謂オタク産業に対し…

「押井守・映像機械論[メカフィリア]」 押井守

押井守が自分の映画に出てきたメカについて、イロイロと薀蓄を傾けている。 正直な所、私は基本的に車のメーカーすら知らないメカ音痴である。しかし、それゆえに却ってメカに対する視線にはこういうものもあるのか、と感心させられた。 基本的には、押井の…

「これが僕の回答である。1995‐2004」 押井守

「WEIRED」と「サイゾー」の連載、あと未公開のインタビューが収録されている。 「実体験」など必要ないと言っていた押井が、「身体性の獲得」と言い出す辺りは、本人も言うように年をとるということなのだろうか。 気になったことを一つ挙げておく。映画に…