「三流エロ漫画」雑誌の編集者が書いた日記。1990〜2005年。
マンガ家の名前に関しては知らないものばかりで流し読みしたが、著者の見た映画や読んだ小説、行政による取締り、「出版不況」に関する話は読みであり。
映画関連で頻繁に登場する「大井武蔵野館」は、ちょっと調べてみるとセントラル劇場の先輩格らしい。下の方にある上映リストを見てみると、どこかで見たような企画がならんでいる。
うつうつひでお日記』を読んだときにも思ったんだが、たとえ一言であっても作品の特徴を捉えられる言葉があるのである。まさに真の名だわ。

<男林真理子>、大塚英志の登場回数は7回。