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出版業界最底辺日記―エロ漫画編集者「嫌われ者の記」 (ちくま文庫)
- 作者: 塩山芳明,南陀楼綾繁
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/07
- メディア: 文庫
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マンガ家の名前に関しては知らないものばかりで流し読みしたが、著者の見た映画や読んだ小説、行政による取締り、「出版不況」に関する話は読みであり。
映画関連で頻繁に登場する「大井武蔵野館」は、ちょっと調べてみるとセントラル劇場の先輩格らしい。下の方にある上映リストを見てみると、どこかで見たような企画がならんでいる。
『うつうつひでお日記』を読んだときにも思ったんだが、たとえ一言であっても作品の特徴を捉えられる言葉があるのである。まさに真の名だわ。