「書を捨てよ、町へ出よう (角川文庫)」 寺山修司

「終わりなき日常」を生きるには、一点豪華主義であろう、ということで、なにも起こらないなら、賭博という偶然に身を委ねてみよう、といった話。
その程度では、どこまでいっても、「社会」の一部で「内在」だよなあ、と思ってしまう。所謂オタク産業に対して一点豪華主義な人はネット上にわんさかいる。

「ハイティーン詩集」の言語感覚は、流石は8歳にして詩を書いた男である。