雑誌

オタクとデザイン

http://www.balcolony.com/otakudesign/ 背景 よつばスタジオの里見英樹特集があるということで買ってみた。 読み 里見英樹は言わずと知れた『よつばと!』や『週刊わたしのおにいちゃん』、その他のマンガ装丁を手がけているデザイナーである。デザインから…

水声通信 (No.14(2006年12月号)) 特集 戦後マンガ史論をどう書くか出版社/メーカー: 水声社発売日: 2006/12/22メディア: 単行本この商品を含むブログ (7件) を見る

SF Japan (2006autumn)出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2006/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 現在定期購読している雑誌はこれと昨日の『リュウ』で、どちらも徳間。 今回は恩田陸特集。そもそも読んだことがないから、萩尾望都との…

月刊 COMIC (コミック) リュウ 2007年 01月号 [雑誌]出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2006/11/18メディア: 雑誌この商品を含むブログ (9件) を見る ピックアップ 「山田正紀の映画狩り」 今回は『スキャナー・ダークリー』だった。ご存知『闇夜のスキャナ…

新潮 2006年 12月号 [雑誌]出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/11/07メディア: 雑誌 クリック: 1回この商品を含むブログ (32件) を見る そして生きている僕。 背景 『ファウスト』vol.6以来なので、ほぼ一年ぶりになる佐藤友哉の新作。 あらすじ 片説家の…

月刊 COMIC (コミック) リュウ 2006年 12月号 [雑誌]出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2006/10/19メディア: 雑誌この商品を含むブログ (18件) を見る 背景 発売日になっても公式サイトは更新されていなかった月刊COMICリュウの12月号。 目次 表紙イラスト …

月刊 COMIC (コミック) リュウ 2006年 11月号 [雑誌]出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2006/09/19メディア: 雑誌 クリック: 11回この商品を含むブログ (41件) を見る公式:http://comicryu.com/top.html 士郎正宗のは、みごとに落ちていた→http://d.hatena.n…

STUDIO VOICE (スタジオ・ボイス) 2006年 09月号 [雑誌]出版社/メーカー: INFASパブリケーションズ発売日: 2006/08/05メディア: 雑誌 クリック: 17回この商品を含むブログ (54件) を見るインタビュー目的で買ったんだが、それ以外に面白い記事を見つけた。 …

ライトノベルを書く!―クリエイターが語る創作術作者: ガガガ文庫編集部,乙一,賀東招二,川上稔,桑島由一,新城カズマ,鋼屋ジン(Nitro+),山下卓,清水マリコ,野村美月出版社/メーカー: 小学館発売日: 2006/08メディア: ムック購入: 6人 クリック: 34回この商…

甲野善紀の暮らしのなかの古武術活用法―2006年7月~9月 (NHKまる得マガジン)作者: 甲野善紀出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2006/06メディア: ムック購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (8件) を見るサイキック的読み方というか、卑猥な…

『ヤングアニマル特別編集9月1日増刊 ホーリーランド・セレクション 1』

リアル・ガッツである三浦健太郎とリアル・グリフィスである森恒二による、「鷹の団」時代の回想対談は「超ロング」とはいえない短さであるが、なかなかの読みごたえだった。 柔道に関する「三浦くんの恐るべき素質」とか、まんまガッツですわな。

『オトナアニメ Vol.1 (洋泉社MOOK)』

記事はいまさら読もうと思えない特集だった。おそらく「ただの特集には興味がありません」ということ。 買ったのは、これまでここくらいでしか読んだことがなかった原恵一インタビューが目的。新作の『河童おおさわぎ』はググッてもこの雑誌のことでしか出て…

『ユリイカ2006年7月号 特集=西原理恵子』

西原本人が語る自身の立ち位置論というのは参考になる。確かに、私はこんな本も読んでいますよという韜晦にはうってつけの作家なのだよな。 裏表紙の広告が美容外科だったのに、高須クリニックではなかった辺りは逆にネタである。ユリイカに載せて広告効果は…

『ネムキ7月号増刊 観用少女特集号』

単行本未掲載作品が収録されているということで。 載らないのは、それなりに理由があったわけで・・・・・・ インタビュー中に、この作品のきっかけは友人から言われた「あんたはロリコンホラーを描くべきよ!」という一言だったという証言があって、これにも納得。

『クイックジャパン (Vol.66)』

今のSFは、冬を通り越して夏であるらしい。 というのとはあまり関係ないのかもしれないが、先日90年代にSF研に所属していた人々に話を聞く機会があった。一番印象的だったのは、それまでにも何度か人数の増減を経ており、消えかけたこともあったらしいという…

『創 (つくる) 2006年 06月号 [雑誌]』

(久米田)本当は美術の先生になりたかったんですよ。 (竹田プロデューサー)『エウレカセブン』は、最初、半年の予定で考えられていました。しかし、日曜朝七時なら放送できる。しかし、1年間の放送だよ、ということになった。それでストーリーはすべて作り直…

『KINO Vol.1』

浦沢直樹と長崎尚志の対談、梅岡光夫という『NANA』の担当編集のインタビュー、三田紀房のインタビューがそれぞれの資質を浮かび上がらせていて興味深かった。 最初の対談では、二人の生真面目な側面がよく分かったし、梅岡のインタビューからは、ハイテンシ…

『おたくの本 (別冊宝島 104)』

今現在話題になっていることの大半は、この頃すでに語られている。違いは「浸透と拡散」の有無ぐらい。そこが、矯正という視点から書かれた文章の多さに繋がっているかと思う。

『ユリイカ2006年1月号 特集=マンガ批評の最前線』

『SF Japan (2006spring)』

『SFが読みたい!〈2006年版〉発表!ベストSF2005国内篇・海外篇』

『シャングリ・ラ』の積読順位が上がった。 小川一水は『我輩は猫である』をよく読んでいるらしい。 リアル・フィクションとは、岩郷重力が装丁を行った本のことだった!

「Comic 新現実 vol.6 (単行本コミックス)」

「ディエンビエンフー」単行本には収録されていない話が載っている。角川らしい悪どい商売である*1(w あすなひろしに関しては、マンガ夜話ではあまり触れられなかった単行本化されていない短編が載っている。確かにこのカケアミは、デジタル全盛の時代に見る…

「Comic 新現実 vol.5 (単行本コミックス)」

Comic cueが絶版になっている訳でもないのに、サンプリングのみの貞本特集をするのはどうなんだろう、とか。 あと、自己投影モデルと欲望対象モデルの話は面白かった。 AM KOBEで本当に「改め!ラジオ新現実」をやっているみたいだが、この場合小森まなみの…

「ファウスト vol.5 (講談社 Mook)」

流石に、ここまで厚くなると読みにくい。 「ひぐらし」特集で、京極を知らない発言に驚いたことと、鏡潤一郎は格好よかったことぐらいをメモっとく。 あと、「hollow ataraxia」は今夏発売予定、と執筆者紹介に書いてあった。

「Comic 新現実(4) (単行本コミックス)」

comicと銘打っているにも関わらず、マンガパートよりテキストパートの方が面白い(吾妻ひでおを除く)。 当初の予定通り、あと2号でおしまいらしい。吾妻ひでおの連載の単行本化はきっちりとやって欲しい所。 フェミニズムを除いた上で、単純な欲望の発露と…

「Comic 新現実 Vol.3 (単行本コミックス)」 大塚英志

吾妻ひでお特集。アル中で入院していたのか。 インタビューと次回予告を読んだ限り、今後は「夜の魚」系の話と「日記」系の話の二本立てで連載になるんだろうか?新作が読めるだけで嬉しいものである。 「『おたく』とナショナリズム」は森川嘉一郎への大塚…

「SFが読みたい! 2005年」

どうせランキングが出た所で、全て読んでいる訳ではないのだからコメントしようがない。あくまでこれはブックガイドである。ちなみに既読は、国内篇については9冊、海外篇に到っては1冊だけというヘタレっぷり(勿論分母は20)。 斜め読みした限りでは、…

「COMiC 新現実問題外増刊みたいな…」 大塚英志

喜久屋での平積みっぷりを見る限り、本誌は売れているのだろう。 大塚英志の描いたマンガである「トマト暗殺団」は比較的どうでもいいとして、本人が自分の作品解説をしているのはファンにとっては貴重な資料だろう。 あと「イイナ―Feel for love (上) (あす…

「ファウストvol4 (講談社 Mook)」

ライブ競闘小説は初っ端から妊娠小説 (ちくま文庫)で吃驚。あと、雑音リスナーという言葉が懐かしかった。ネットの普及してなかった頃の、分かるもんかよねえあんたってな気分である*1。これを二時間で書き上げるとはホント怪童だなぁ。 浦賀和宏の「ポケッ…

「comic新現実―大塚英志プロデュース (Vol.2) (単行本コミックス)」

かがみあきら選集が発売される*1ということで、購入予定リストに追加。表紙の絵が良さげ。 みなもと太郎の特集は正直な所、未読のマンガ家であるので、よく分からなかった。収録作には時代を感じる。 後は「忘却の旋律」は見ないといけないなぁ、ということ…