新書

百年前の私たち――雑書から見る男と女 (講談社現代新書)作者: 石原千秋出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/03/16メディア: 新書購入: 3人 クリック: 12回この商品を含むブログ (26件) を見る 日比嘉高の詳細な調査によると、近代日本に集中的に紹介されたの…

リスクセンス ―身の回りの危険にどう対処するか (集英社新書)作者: ジョン・F・ロス,佐光紀子出版社/メーカー: 集英社発売日: 2001/03/16メディア: 新書購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (11件) を見る 現代のリスクについて考える際に最も基本…

毒の話 (中公新書 (781))作者: 山崎幹夫出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 1985/10/23メディア: 新書 クリック: 4回この商品を含むブログ (12件) を見るいろいろな毒にまつわるエッセイ集。

系統樹思考の世界 (講談社現代新書)作者: 三中信宏出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/07/19メディア: 新書購入: 18人 クリック: 262回この商品を含むブログ (340件) を見る系統樹というのは、過去の推定を行うときと、分類を行うときに威力を発揮する思考…

マンガ入門 (講談社現代新書)作者: しりあがり寿出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/07/19メディア: 新書購入: 1人 クリック: 23回この商品を含むブログ (75件) を見る前半がマンガの描き方のハウツーっぽい文章で、後半はマンガ家としての自伝。 キリンビ…

SF魂 (新潮新書)作者: 小松左京出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/07/14メディア: 新書 クリック: 4回この商品を含むブログ (76件) を見る再映画化もあるということで出た半生記。タイトルはSFだましぃ説が一番しっくり来るかもしれない。山田正紀をロー…

『シモーヌ・ヴェイユ―その極限の愛の思想 (講談社現代新書 165)』

よくまとまった伝記。

『大学生の論文執筆法 (ちくま新書)』

小論文対策に少しお勉強中。 前半に書かれている豆知識は大体持っていた。 後半の「線を引く」ことの重要性というのは、ナルホドである。使わせてもらおう。

『数式を使わないデータマイニング入門 隠れた法則を発見する (光文社新書)』

大量のdataをmining(採鉱)するということで、「真理鉱山」を思い出すが、本書の趣旨はちょっと違う。 どこを掘ることにリソースを傾けるのかということより、むしろ出てきた法則(=有意差)に対してどういう説明をつけるか、どう予測に役立てるのかという側面…

『テレビアニメ魂』

アニメのシナリオライターによる回顧録。 シナリオ作りには法則がある。 魅力のあるキャラクターを設定すること。キャラクターの基本は「葛藤」「太陽」「月」 起承転結をはっきりさせること 他にも、大リーグボール2号は、アニメの作画が元になっていると…

『若者殺しの時代 (講談社現代新書)』

『宇宙文明論』 アーサー・C・クラーク

http://www.bk1.co.jp/product/2045184 科学観としては非常にクラシカルではあるが、いかにもクラークな文章である。 途中に出てくる「UFO⊇プラズマ説」は最初期のものではないかと思う。

『取材学―探求の技法 (中公新書 (410))』

この本の内容は以下の二行でまとめることができる(ノ-_-)ノ~┻━┻ 百科事典を引くときは、索引を上手く使いましょう。 人にものをたずねる時には、失礼のないように。

『さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)』

積読を抱えることは、「在庫」を抱えることでもあるのか。 内容以上に、 私もできるだけ魅力的で退屈にならない教科書を作ってみようと思ったのです。 という考えから出発した 日常の気になる疑問から話をはじめる 会計の説明も教科書的な順番を取らない 生…

『ライトノベル「超」入門 [ソフトバンク新書]』

ジャンル名については「字マンガ」とか、「neat novel」、「fast/first novel」といった名前もあり得たらしい。 「どう読むかという作業」すなわち「邪推」は、「束縛/従属/偏愛」によって成り立っている。 タイトルの「超」は「超訳」と同じ使われ方をして…

『UFOとポストモダン (平凡社新書)』

そのままSF作品に敷衍して、だからイーガンが最先端なのだとか言ってみたい気もする。

『医療の値段―診療報酬と政治 (岩波新書)』

基本的には情報提示の本。 特に目新しい指摘があるわけでもない。

『「かわいい」論 (ちくま新書)』

「かわいい」という概念を、文献を紐解くことで時間的に遡り、外国語との比較や海外事情をふまえてグローバリズム的に語る。更には、アンケート、雑誌、おやくそくの秋葉原・池袋・歌舞伎町巡礼による日本での現状分析も行ったりすることで、そのおぼろげな…

『はじめての〈超ひも理論〉 (講談社現代新書)』

いまの所、一番「万物理論」に近いと目されている超ひも理論>を数式を使わずに、イメージだけで解説した本。 どうせ検証なんてできないから、どの辺が確からしいのかを信頼しつつ信じるしかないのである。 個人的には 専門家だって、10次元を紙の上でイメー…

『医学は科学ではない (ちくま新書)』米山公啓

(臨床)医学は、条件*1を完全に一致させることができないから再現性を持たない、故に厳密な意味での科学ではない、という指摘は全くもってその通り。そこを大数の法則で乗り越えようとしている訳である。 代替医療の効き目がたとえプラシーボ効果だとしても、…

『美男の立身、ブ男の逆襲 (文春新書 (440))』大塚ひかり

古典の世界における顔の美醜について。 豊臣秀吉が多指症だったとは知らなんだ。

「猫はなぜ絞首台に登ったか (光文社新書)」東ゆみこ

ギリシア神話と北欧神話にまで遡って考えると、猫殺しは豊饒儀礼とイニシエーションである、と解釈できる。 という与太話。

「中国医学の健康術 (講談社現代新書)」小高修司

漢方薬を使うにはきちんとした弁証(中医学に基いた診断)が必要である、という主張は、小柴胡湯による間質性肺炎などの例を見る限り頷ける所である。 しかしこの場合、効かなかったのは弁証が誤っていたから、という言い訳が常に保障されていることになる。…