「「奇跡」のトレーニング」著:小山裕史 講談社
初動負荷理論」についての本。以前に出ていた「野球トレーニング革命」よりは、動作に関する意識に重きを置いている。
「タメ」というのは、「共縮」であって避けるべきものだという主張は、桑田で有名になった甲野善紀の主張と重なるだろうか。
この手の本は、最近の流行である。
スポーツをやっていて、トレーニングというと筋力向上としか思い浮かばない様な方にはオススメであろうか。
最近、週刊ベースボールの連載が意味不明の雑文になってしまっているが、この本もかなりそういうところがある。
身体意識については、分かり易い本として
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4621071750/qid=1074336456/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-3089387-6144341
を挙げてみる。

因みに、「なんば走り」に関しては、http://www.kobunsha.com/book/HTML/sin_03221_4.html
の主張とあまり矛盾しない。要は2つの軸で走るということだろうと思う。
ただし、つま先を外に向けた方がいいのか、平行にした方がいいのかは相違点として残る。