2004-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「野性時代」の今月号にて、貴志祐介の新刊情報。4月発売で、中身は本格ミステリーとのこと。 「天使の囀り」みたいなのをずっと期待しているのだが、まあ新刊が本当に出るみたいで目出度い。 http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_search.php?pcd=2003120002…

「イノセンス」 画面の密度に圧倒されて、一度ではストーリーの方を把握し切れなかった。どうも、会話と絵を同時に頭に入れられなかったのである。そういう意味で、間違いなく大きな画面で見ないと意味の無い作品になっている。 引用について各所でイロイロ…

「みなごろしの学園」 作:豪屋大介 isbn:482911584x 佐藤大輔の方は皇国等それなりに読んでいるが、こちらの名義の方は読んでいなかった。 「黙示の島」をさらに都合よく変えた作品と言えばいいのだろうか。 万能キャラ(世界のディクタトールたるべき新人…

「イノセンス After The Long Goodbye」作:山田正紀 isbn:4198618194 映画を見る前に予習。瑣末なガジェットに関して。 義体には、随意筋と不随意筋の差はないということだったが、人間にしてもサブルーチンを作って任せっきりにしているだけで、あまり変わ…

『「おたく」の精神史一九八〇年代論』著:大塚英志 isbn:4061497030 大塚英志(=「おたく」)から見た80年代の歴史。 「フェミニズムのようなもの」や、「成熟」と「通過儀礼」とか、「現実」と「虚構」といった大塚英志が問題としてきた事柄を自身の記…

安比高原スキー場の4時で殆どのリフトが止まるのに閉口。 ただ、雪質は非常に良かった。

うねり打法の「うねる」ことと、スキーでエッジを効かせることに共通点があるのではなかろうか。 単に、内くるぶしを地面に近づけるだけでなく、膝も使って体重を送り込むみたいな感覚としてやれば良いかもしれない。 そうすれば、地面からの反力が使えてイ…

「ハイウイング・ストロール」作:小川一水 isbn:4257770279 小川版「ナウシカ」と言えるだろうか。「last exile」を面白いと感じたなら、一読をオススメしたい。 設定から言っても、是非ともフライトシミュとしてゲーム化して欲しい。 物語としてはベタなビ…

「ノーライフキング」作:いとうせいこう isbn:4101250111 邪心野心は闇に散り、残るは巷の怪しい噂。 テクノロジーの進歩のせいで、電話を介している辺りがどうしても古く感じる。通信はすべてカタカナだし。 80年代には、噂が注目を浴びていたらしい。 …

「孤島の姫君」作:今市子 isbn:4257904453 吸血鬼ものやら、文鳥話やら色々入った短編集。 「沈黙」はマンガで叙述トリックをやるというなかなかの意欲作。読み終わるまで、全く気づかなかった。 他のは、どうもイマイチ。

ようやく春休み。 にも拘らず、外は雪で「イノセンス」も見に行けず。 引きこもって読書。

「団地ともお」作:小田扉 isbn:409187231x ある意味あざといノスタルジー話なのだろうが、「20世紀少年」などとはまた違った可笑しさがある。 ラジオ体操の皆勤賞がラジオ体操の歌のCDというのに笑った。 私の場合、2週間ぐらいの期間で賞状を貰った記憶…