2004-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「コミック☆星新一 午後の恐竜」 アンソロジー 秋田書店 原作が面白いのだから、それをどう見せるかというところだろう。 原作に無い会話を入れることで、マンガらしくはなっても妙に回りくどくて、ショートショートの良さを打ち消してしまっている様に感じ…

「マフィアとルアー」作:TAGRO DNA COMICS しょっぱなから「おもいでエマノン」かなりツボに入った。 「サルガッ荘」の方がSF色が強いというか、こちらはファウストに載っていたのと同じ様なテイストのブンガクマンガ。 「DON'T TRUSt OVER 30」は年齢がち…

「宇宙賃貸サルガッ荘」(3)作:TAGRO Gファンタジーコミックス 結構硬めのSF要素がちらほら。 妙にお色気ネタの多い巻であった。 毎回ページ数が変わっていて、無理やりな終わらせ方も散見される。 もしかして、そんなに人気がないとか。 「プラネテス…

ついでに「ORANGE」も完結というか打ち切り。 F1に上がった南予オレンジの軌跡はまさにベガルタであった。 ベガルタにもムサシみたいなストライカー希望。

本家「プラネテス」が完結。 近況を読む限り続きはなさそうなので、「スラムダンク」の2部より確率が低そうである。 4巻は2月に出るとのこと。同時にムックも刊行らしい。 ストーリーは、最後まで3巻のノリを維持していた。 万が一第2部が描かれること…

「新興宗教オモイデ教」作:大槻ケンジ 角川文庫 毒電波青春小説。 どのような形でも表出したいことがあるというのは羨ましいものである。 元から狂っていた中間が一番楽をしている話だと思う。あとがきにあの田口トモロウの驚愕の過去が! ステージ中にゲロ…

「グロテスク」作:桐野夏生 文藝春秋 「藪の中」の如く4人の主要な登場人物の一人称で物語が進んでいく。 各人の証言のずれはエゴイズム故に起きる。 題名通りにグロテスクな心の動きをこれでもかと言わんばかりに描写している。 容貌が良くても、出世を目…

言われてみれば、確かにフリッカー式そのものですな。

「鏡姉妹の飛ぶ教室 第12回 飛翔や卑小」 作:佐藤友哉「教室」の世界と起きた後の世界の関係がよくわからない。 とりあえず どちらも現実で、死んだ佐奈のクローンが目を覚ましたという解釈を考えてみた。カート・ヴォネガット・ジュニアといえば、映画化が…

「鏡姉妹の飛ぶ教室」作:佐藤友哉 更新

「亡国のイージス」作:福井晴敏 講談社文庫 前二作に比べて段違いの面白さ。 多分「燃え」描写が上手くなったからではないかと思う。 緻密なシミュレーションに基づくストーリー。ニュータイプが出てきたみたいだけれども気にしない。 結局の所、現代におい…

「陽射し」作:吾妻ひでお 奇想天外社 久方ぶりに実家に帰って古本屋に行くと、セドリに適した本を見つけ易い。 自分の中では、古本屋を寝かせて熟成させているという感覚である。 売るつもりは無いのだけれども。 内容は、家族に見せられない、というかあり…

「いましろたかし[傑作短編集]クール井上」作:いましろたかし BEAM COMIX 一部で話題になっていた方の作品集。 つげ義春の「無能の人」っぽいなあとか思いつつ読んでいたらp205にそのものの絵が出てきた。 猥雑な感じのブンガクなのであろうか。ある意味以…

「回転翼の天使 ジュエルボックス・ナビゲイター」作:小川一水 ハルキ文庫 ヘリコプター小説。 夏見正隆の作品とかと作りが似ている。 現場の人間が主人公で、現状に於ける問題とその答えみたいな。 全体としては、「つかの間の有益な時間」であった。 一つ…

「Twelve Y.O.」作:福井晴敏 講談社文庫 解説で、大沢在昌が書いてある通り、「川の深さは」の同工異曲。 「川の深さは」を読んで間もないので、余計にそう感じた。 敢えて違う点を挙げるなら、ウルマが戦闘美少女だということ?

桂浜に初日の出を見に行く。 2時ごろ到着、駐車場はがら空きで適当に停めて仮眠。 3時ごろには満車であった。 浜では、ドカベンが竹を振っているなどということはなく、極真空手の人々が新年の稽古をしていた。 しっかり海に飛び込むあたりは、流石である…