「イブニング」 2004 4/13 No.8

  • 「さようならが近いので」 作:幸村誠

プラネテス」が終わって、次は何をするのだろうと思っていたら、流行にちなんで新撰組モノであった。
主人公は沖田総次で、その最期を描いている。
姉、近藤勇吉田稔麿といったキャラとの対比で、総司は自身の行動の「意味」を見つけられないキャラであって、これが最後に「愛」を選べばハチマキなのだろう。
総司の顔は、水も滴るといった状態ではなく、頬はこけて目は落ち窪んだ風貌であり、寺田屋事件の頃も単なるオッサンとして描かれている。それだけで誉めてあげたい気になるが、稔麿は主人公顔には見えないので、二枚目の主人公を描けない作者の画風であろうか。

  • 「まっすぐ天へ」

おそらく打ち切り。最後にクラークが出てたのは何となく良かった。