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ゼーガペイン ビジュアルファンブック

森羅万象《ありとあらゆるもの》

　透明フィルムにのみキャラクターが印刷されており、後ろのゼーガと同じ位相には存在していない。作品世界を表した良い装丁である。
　ところで、ゼーガのOP*1とEDはエッシャーの昼と夜や空と水Iなどが引用され、特にOPは新居昭乃の静かなボーカルとあわせて暗くも静謐で美しいイメージを作り上げている。
　オンエアを見ているときは単に不思議な映像だなぁと思っていたんだが、収録されているインタビューを読んで納得した。これを手がけたのは普通のアニメ関係のスタッフではなく、ニブロールという「ダンス、映像、音楽、美術、衣装、照明、各分野で活躍するアーティストたちからなるディレクター集団」だったのだそうである。
　公式サイト：http://www.nibroll.jp/
　というわけで、このOPの意味を知るためにも、みんなで見ようゼーガペイン。

*1:一見の価値あり