二十面相の娘 8 (MFコミックス)

二十面相の娘 8 (MFコミックス)

液体 気体 固体に続く
水の 第4の形態だ

  • 背景 

 『コミックフラッパー』にて連載された。ちなみに、このマンガは著作権者の許可を得ている。

  • あらすじ 

 そしてチコは偽二十面相の野望を阻止し、幸せにくらしましたとさ。めでたしめでたし。

  • 読み

 というわけで、プラズマである。火の玉やゆーほーやみすてりーさーくるなのである。東京を吹き飛ばす「無尽蔵のエネルギー」
 実際のところはエネルギー保存の法則に従って、集めた電力以上のエネルギーをプラズマとして発生させることはできない。あくまで、エネルギーを乗っける媒介として働くだけである。
 以前、プラズマで不可能犯罪をするには、という話を工学部の人としたことがある。そのときに力説されたのが、発生装置が巨大すぎて「実用性」に乏しいということだった。今回は東京タワーを使っているからその問題は回避されているが、これだけの装置を作るには一人では文字通り「不可能」だろうし、陰謀論めいた話にしたとしても、秘密を共有する人間が多くなれば漏れる可能性は高くなるだろうし、なかなか難しい。
 後は、偶然拾った宇宙船がプラズマ兵器だったとかでどうだろう。