東京ゾンビ

ウイルス感染症としてのゾンビが、ある日突然パンデミックを起こす。生き残った人々は壁を作ってその中でくらしている。それでも主人公の半径10mぐらいでしか話が進まないのは、正しくセカイ系的な想像力に則っている。
また、奥田恵梨華演じる所のヨウコは、まさにツンデレ嫁ではなかったか。口癖は「バッカじゃないの」である。
という見方はさておき、浅野忠信哀川翔の濃厚なからみが見所で?
まぁ、他にもしっかりとした柔術だとか、非常に間口の広い作品でありつつ、基本骨格となるスラップスティックコメディーは外していないので*1、「真夜中の弥次さん喜多さん」を楽しめたなら見ても損はない気がする。

*1:十数名しかいない劇場だったけど、笑いは絶えなかった。