「マンガで読む「涙」の構造 (生活人新書)」 米澤嘉博

「泣ける」マンガを手塚治虫から始めて、最近の作品まで歴史としてまとめている。
スタイルとしてはタイトルを挙げて、ストーリー紹介、そして筆者によるコメントと続く。コメントには吃驚する様なことが書いてある訳ではないが、挙げられた冊数に脱帽である。
泣かせる仕組みは、見せ方の面で進歩していても、中身は余り変わっていないのかもしれない。