久方ぶりの休みで、シェルコムに日本代表ソフトボールチームの試合を見に行く。
試合開始1時間ほど前に到着。外野席は既にそれなりに埋まっていた。ざっと見渡したところ、客のかなりの部分を中学生のソフトボール部員が占めていた。
着いた時にイタリア選手が打撃練習をしていたが、特筆すべきこともなかった。4番でキャッチャーのアンター選手が結構飛ばしていたことぐらいか。あと、イタリアのコーチ陣は、皆ティーシャツに半ズボンのラフな格好で、しきりに口笛を吹いており、お国柄の違いみたいなものを感じさせた。
続いて、日本代表がシートノックを行ったのだが、これはやばかった。ノックとノックの間はほとんど無い、それでいて正確な打球を宇津木監督が矢継ぎ早に繰り出し、本当にあっという間に終わってしまった。ソフトボールというボールの特性(軟らかくて大きい)もあるだろうけど、一度は見る価値があると思う。テレビでは、絶対に流れないだろうけど。
試合の方は、日本がバント2連続失敗*1とか、肝心な所でのフィルダースチョイスなどミスが目立って、勝ちを捨てそうになっていたけれど最後になんとか帳尻を合わせた感じ。イタリアのピッチャーは9回を一人で投げぬいた訳で、2番手がいたら、この試合どう転んだか分からなかったと思う。
野球とソフトボールの違いということで、印象に残ったのは、とかくバントが多いということだった。試合前にトスバッティングをやる際、打つのとバントが半々だったし、2アウト・ランナー3塁からでも結構セーフティーを試みていた。ヒットが出る確率よりも、相手がエラーする確率の方が高い、という特性ゆえだろうか。

*1:2人は、次の回にダッシュをやらされてました。