■
「新現実 VOL.3」 ISBN:4047215112
確かに、この表紙は、そのままレジに持って行きづらかった。バーコードを上にしても、袋に入れるのに裏返される訳で。
全部は読んでいない所でのメモ。といいつつこのまま積読棚行きかも。
- 「『世界の終わり』の終わり」 作:佐藤友哉
「光」を売れることだとするなら、それを「掴んだと決めた」ということは、重版童貞は脱したんだし、小説はもういいや、という終わり方なのだろうか。だとすると、これ以上小説を書く動機が「ユヤタン」(キャラとしての僕)には無いことになる。なんというか、「ぼくのエア」が途中で終わってしまった感じである。
本当に、「断念」して生きていけるのか、という所は個人の資質の問題なのだろう。多分そのあたりが、「特集」の項と関わってくる「現実」であるかと思う。私は、今後ともその辺りを「彗星のカケラ」の様に回り続ける新作を読んでみたい。果たしてそれが、駄目なものを好きだ、と言う韜晦なのかは分からないけど。
先ずは、スニーカー文庫あたりで、中身と全然違う表紙をつけて、これを発売して、バカ売れ……するといいな。
- 「飛鳥井全死は間違えない」 作:元長柾木
戯言シリーズと非常に類似していると感じた。この人のゲームをやったことはないのだが、西尾維新に対するギャルゲーの影響、と言われていることの一つなのだろうか。
だれか「ユヤタン」を「メタテキストを組み替え」て「変革」してあげてくださいな。
- 「夏の彗星」 作:西島大介
団子がたまりません。