2006-03-13から1日間の記事一覧
連載を休みがちだったり、ペン入れ前の原稿を掲載したりすることを非難する向きもあるが、それも作品への愛ゆえだろう。 続いてくれれば、それだけで満足である。
いいかげんに再読しないと、そろそろ最初の頃の記憶がやばい。
太字で書かれたタイトルを拾っていき、読んだことのある本/元から興味があった本についてはその解説を読んで、後は年ごとのまとめを読んだだけ。 これだけ大量に読めるのは、素直にうらやましい。
結局、炭素経済が分からなかった。そうは言っても、この情報密度とそれに負けない物語の強度は素晴らしい。読後に連載時のイラストをまとめて見たら、読んでいる時の記憶が蘇ってきてこちらも良い出来である。 これだけ自然に天皇霊を女性に降ろしてしまえる…
前作の不思議な味わいはかなり減って、明確にを指向した作品になっていると思う。 ヒロインはある日突然、自分がることを体験するようになる。それとともに彼女の周りにいる人間は、彼女に関する記憶をなくしていく。そのに対抗して、ヒロインを自身のに留め…