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- 作者: 西尾維新,take
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/03/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この歴史は間違っているんだよ
- 背景
弥生。
- あらすじ
次なる目的地は出雲。千の刀を持つは巫女。
- 読み
序章に出てきた謎の会話に、七花が人間でありながら刀であることの問題点など、「映画の8シーケンス構造」で言うところの「3.主要な問いかけ」が出てきた巻だったように思う。
【1幕目:オープニング(全体の1/4)】
1.主人公、世界観、現状の紹介と、最初の事件。
2.最初の事件に対する主人公の反応。テンションが徐々に上がっていき、最後に主要な問題が持ち上がる。
【2幕目:本編(全体の半分)】
3.主要な問いかけ(この映画で解決すべきこと)が提示される。3番目に大きな障害を乗り越える。
4.2番目に大きな障害を乗り越える。シーケンスの最後に希望が芽生える。
5.小休止。主人公たちキャラクターの内面が語られる。
6.最大の障害を乗り越える。だが、シーケンスの最後に新たな問題が持ち上がる。
【3幕目:エンディング(全体の1/4)】
7.最後の対決。できるだけ意外な(でもちゃんと前半で伏線の張られている)展開があること。
8.解決。物語の終了。
はてなブックマーク - 堺三保の「人生は四十一から」ロサンゼルス映画修行篇: 映画のシーケンス8分割法
ということで、次は日本最強の剣士との対戦なわけだが、最強の敵ではないんだろうと予想してみる。