刀語 第三話 千刀・ツルギ

刀語 第三話 千刀・ツルギ

この歴史は間違っているんだよ

  • 背景 

 弥生。

  • あらすじ

 次なる目的地は出雲。千の刀を持つは巫女。

  • 読み

 序章に出てきた謎の会話に、七花が人間でありながら刀であることの問題点など、「映画の8シーケンス構造」で言うところの「3.主要な問いかけ」が出てきた巻だったように思う。

【1幕目:オープニング(全体の1/4)】
1.主人公、世界観、現状の紹介と、最初の事件。
2.最初の事件に対する主人公の反応。テンションが徐々に上がっていき、最後に主要な問題が持ち上がる。
【2幕目:本編(全体の半分)】
3.主要な問いかけ(この映画で解決すべきこと)が提示される。3番目に大きな障害を乗り越える。
4.2番目に大きな障害を乗り越える。シーケンスの最後に希望が芽生える。
5.小休止。主人公たちキャラクターの内面が語られる。
6.最大の障害を乗り越える。だが、シーケンスの最後に新たな問題が持ち上がる。
【3幕目:エンディング(全体の1/4)】
7.最後の対決。できるだけ意外な(でもちゃんと前半で伏線の張られている)展開があること。
8.解決。物語の終了。
はてなブックマーク - 堺三保の「人生は四十一から」ロサンゼルス映画修行篇: 映画のシーケンス8分割法

ということで、次は日本最強の剣士との対戦なわけだが、最強の敵ではないんだろうと予想してみる。