『ヴィンランド・サガ』に出てくるミスを見つけて、なんとなく考えたこと。
ちょいと重い。


基本的に、今のマンガでは歯は描かれない。(p66)

『ヴィンランド・サガ』の2巻に出てくる歯は、デフォルメした感じ(p22)

ともう少しリアルになったものの2種類が出てくる。(p64)

上の絵では、リアルに描かれた歯が一本抜けているので、p22よりもユーモラスな印象を受ける。
ところが、(p217)

ではどうだろう。
歯はリアルに描かれているが、抜けは修復している。
念のためにもう二箇所(p222,224)


これは作者が忘れていたというよりも、父を喪ったショックを表すためにわざとやったことではないかと思う。
この項続く。