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エオマイア 上 (アクションコミックス)

エオマイア 下 (2)

　ある日、街に隕石が落ちてくる。その日から失踪事件が相次ぐようになる。その背景にあったものは……
　街の人々はセンダイウイルスならぬエオマイアウイルスによって、『結晶世界』ではない「LCLの海」へと飛び込まされていくのだった。
　サスペンスとして読むと、フーダニットとハウダニットの２点についてミスリードがしかけられている。ただ、状況やキャラの表情が明らかにAを示しているにも関わらず、キャラがBであると科白で言うことによってしかミスリードされないのはどうかと思った。
　短編ばかり描いている人だから、紺野キタ同様に向き不向きということなんだろう。