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- 作者: 福本伸行
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/07/28
- メディア: コミック
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これと『PLUTO』が『ビッグコミックオリジナル』の読者層の若返りを狙った作品であるらしい。2007年問題というやつ。対象読者としては、黒沢と同年代の中年男性ということになるんだろう。
ところで、黒沢が戦うのは若者であって年配者ではない。力で戦うしかない黒沢にとっての勝てる相手であるというのが、その理由だろうと思う。
逆のパターンで重鎮と戦うのは『銀と金』や『アカギ』でやりつくしているかのように思えるが、この2作品の主人公は若者である。
ここに社会状況とかを読み取ってみたりしたくもなるが、以下略。