『うつうつひでお日記 (単行本コミックス)』
『失踪日記』を読んでの誉め方*1が当たっていたこと以上に、こうしてコンスタントに本が出ることが喜ばしい。
だめだこの日記って
ただの引きこもりの
読書感想文だ！
という本人を模した「キャラクター」の言にもある通り、ただ本を読んで、麺を食べて、ちょっと仕事をしての繰り返し。ファン的には、読書の中身が西尾維新を筆頭に、最近の流行を追いかけていることに驚かされる。
「鬱々」とした日常を「うつうつ」と読み替えてほのぼのマンガにしてしまったのが、前作から続く流れである。ただそろそろ、こちらのような不条理系の作品も読んでみたい。
オリジナルのキャラとくらべて模写が微妙になってしまうのは、一つの絵の中に込められる情報量の差なのかな、とか考えた。
