『シュガータイム (中公文庫)』小川洋子

まぁ、食ってばかり。熊の掌まで置いてあるスーパーって凄いね。
あとがきで「物語にして残しておきたいと願うような何か」と言っているのは、実体験について書いた、ということである。おそらく、最後で振られる下りがそのことに当たっているのだろう。少々深読みしてみると、作中では独立して書かれている<食ってばかり>についてもストレス食いと取れるのではないだろうか。