「エミリー (集英社文庫)」嶽本野ばら

基本はメインストリームから外れた人々の相互承認。
それをロリータファッションで包んだだけで終わらせずに、割と生々しい所まで描いているのがポイントなんだろう。
解説が綿矢りさであることも含めて、表題作は「蹴りたい背中」に近かった。