「世界の終わりの魔法使い (九龍COMICS)」 西島大介

結局の所、自分にとっての「世界」を変えてくれる魔法なんて無いんだよ、という話だと思った。無論その後に、エア・ボードに象徴される「何か」が変えてくれるかもしれない、と続くのだが。
幼年期の終わり」、「ナウシカ」、「エヴァ」、「雲のむこう」、と器用にサンプリング&リミックスが行われていて、そういう読み方をしても面白い。個人的には量産型がやられているシーンに満足。
とある本屋では、「魔女」の2巻が3列ぐらいで平積みになっている横に陳列されていた。W大介効果ってヤツなのだろう。そういえば、ファミマチケットの広告では凹村戦争セカチューと並んでいたし。これって「勝ち組」!?