「からくりアンモラル (SFシリーズ Jコレクション)」 森奈津子

森奈津子にしては、驚くアイディアもなく、おとなしめの短編集であると感じた。もしかすると、私が慣れてしまったからなのかもしれない。
この方向で更なる面白さを追求するなら、より性描写がマニアックになるか、まだ使っていないSFガジェットを持ち込むか、ぐらいしか思いつかない。取り敢えず、アンドロイドには満腹である。
はてなで感想を見てみると、笑いが足りなかった、ということもイマイチだった理由になるかもしれない。