「NHKにようこそ! (2) (角川コミックス・エース)」 滝本竜彦 大岩ケンヂ

最近はフォントを変える演出というものが結構定着してきた観がある。私の記憶では、その走りは「サイコメトラーEIJI (1) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2295巻))」だった様な気がするが定かではない。こういう指定って編集者がやっているのだろうか。
追記:「東京大学物語 (1) (ビッグコミックス)」がもう少し早い。
この手の楽しいオタ話というものが最近増えてきている。それをそのまま自身に当てはめてしまって、ベタに物語に没入してしまうことに対して、多少は躊躇したいな、と思う。それって物語に対する耐性の無いふるまいではないか、と思うのである。

リアル、リアル……やっぱりぜんぶ何かのコピーだ。この僕のセリフさえも木霊に過ぎない……
                                    ECCO 第三話

いや、この気分も物語なのだ、と言われればその通りなんですけどね。