「好き好き大好き超愛してる。」 舞城王太郎

舞城はかなり以前に読んだ「密室」に続いて、これが2冊目。
イロイロと思考実験している辺りが私的にはフックだった。どこまで分割したら自己同一性が喪われるのだろう、とか「夢」と「世界」とか。
物語としてはベタな難病モノで、ある意味それを意図して書いているのだろうか。