『マザーコスモス』杉山実

ストーリーの見せ方なんかは、はっきし言って下手。でも、それを補って余りある絵の密度と、それに付随した設定がある。
描き込みの多さに三浦建太郎を思い出したのだけど、現実に存在するものを変換している三浦とはちょっと方向性が違う。
公式サイトでプロフィールを見ていたら、何度か四季賞をとっていたらしい。こういう作品を収録することこそ『アフタヌーン四季賞 CHRONICLE』に期待していたことなんだけどなぁ。