「最強伝説黒沢 5 (ビッグコミックス)」 福本伸行

今回のマンガ夜話の「富江」の回では、作者がどういうスタンスで描いているのか、ということと、読者がどういう風に受け取るのか、ということが解離*1している様を出演者が上手く分かれて表現していたのがなかなか面白かった。
で、この「黒沢」という作品である。編集・作者ともに中年向けにマジメに「英雄」を描こうとしているが、一読者としてはギャグにしか見えない、と思うのである。
是非とも、はてなに感想を書いたりしない様な、雑誌の方の読者の受け取り方を聞いてみたい所。

*1:ネタとベタ、ギャグとホラーという2×2のマトリックス