ヒトクイマジカル―殺戮奇術の匂宮兄妹」作:西尾維新 講談社ノベルズ
そのままの勢いで読了。
本当にそこまでやりますかと言いたくなるキャラ蕩尽ですな。
いーちゃんとみいこさんとの会話は、何か「飛ぶ教室」を思い出させるものがあった。
狐さんは髑髏の騎士で、メタフィクションということなのかしらん。
表紙というか装丁が凄く凝っていていい感じ。
国会図書館の収蔵法はダメ、ゼッタイ!!です。

単細胞生物から、ヒトへという進化の経路を考えれば、多様性抜きに、一つの種として生きるという朽葉の戦略は、生物としてそれはそれでありかと。
凄くリスキーだった訳だけれどもね。
あと催眠で800歳つうのは、前世の記憶ばりに恣意的だと思うのですが。